【京都市左京区市議会議員】京都党代表-村山祥栄公式サイト

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市長選挙-報道-2008年01月24日

読売新聞

村山氏がマニフェスト 4年で職員1割1600人削減

2月3日告示の京都市長選に立候補表明している市議の村山祥栄氏(29)は23日、44項目のマニフェスト案を発表した。相次ぐ職員不祥事の根絶に向けて、桝本頼兼市長が現業職員の採用凍結やまち美化事務所の統廃合などを決めた「信頼回復と再生のための抜本改革大綱」を早期達成すると訴えた。行財政改革として、4年間で全職員約1万6000人の1割(1600人)を削減するとしている。告示前に最終マニフェストを発表する。

マニフェスト案では、財政再建のため、京都高速道路の未着工3路線や地下鉄延伸計画を1時凍結する。旧同和対策事業の関連施策を完全終結すると主張し、コミュニティセンターの全廃(4年以内)や、市営浴場の直営廃止(同)などを公約した。

また、子育て、就労など六つの重点施策を掲げ、子育て世帯を対象にした公営住宅の優先入居や、児童相談所の機能強化などを実現するとしている。

記者会見で村山氏は「市民の信頼回復が市政運営の大前提。すべての不祥事を表に出し、職員の賞罰を徹底したい」と話していた。

産経新聞

揺らぐ2極 2008京都市長選 与党"離反"で危機感 「強い共産」の残像今も

「政策論争がない」。今月20日、前市教育長の門川大作を支援する団体の事務所開き。壇上に立った市長の桝本頼兼は今の前哨戦のありように不快感をあらわにし。批判の矛先を29歳で立候補表明した市議の村山祥栄に向けた。口を突いて出たのは政策論争ではなかった。

「市議や国会議員に、若くして立候補するのはいい。だが、市長ではそうはいかない。勉強して経験を積んでからというのでは危うい」

「2極選挙」。伝統的に革新勢力が強い京都では共産市政を阻止するために非共産勢力が「相乗り」そて戦う構図が定着していた。

今回、相乗りが原則禁止されている民主から担ぎ上げられた門川が、自民に支援要請するという手順を踏んで出馬表明。公明を含めた与党3会派が足並みをそろえて桝本の後継者、門川を推し、昨年5月に出馬表明した共産推薦の弁護士、中村和雄と争う構図に落ち着いたかに見えた。

その2極では民意が反映されないと割って入ったのが村山だった。決まりかけていた枠組みは、市議会で与党会派とともに桝本を支えた村山の"離反"で揺らぎが生じている。

1月11日午後、村山は自民党府連を訪れた。

「候補者は庁外(市役所外部)から出すべきだと私は主張してきた。筋を通すために私自身が出馬することを決めました」

村山は門川と府連幹事長、田中セツ子に告げた。同調していた与党会派との決別宣言だった。

翌12日、与党会派3会派の議員連盟の総会で田中は居並ぶ市議、府議を前に「従来のように2極でのうのうと戦う選挙ではなくなった。各自が自分の票を掘り起こす必要がある」と警戒感を示した。門川も村山の出馬表明後、「庁内出身者で改革ができるのはこの門川しかいない」と批判を意識した発言が増えている。

村山の「決別」に、なぜ磐石な組織力を持つ門川陣営がこう反応を示すのか。その鍵は「2極」と「庁内」の歴史をひもとけば自ずと浮かび上がる。

「元年の選挙と似てきてた」。今回の選挙戦について、こう感想を持つ陣営幹部は多い。

平成元年の市長選は昭和60年以来の6回の選挙で唯一、主要政党レベルで「2極」が崩れた。自民を中心に、公明、民社が担いだのが昭和46年以来初めての庁外候補、府医師会会長の田辺朋之。対する共産は木村万平を推薦。選挙は有力4人を含む新人9人による混線となり、田辺はわずか321票差で木村に辛くも競り勝った。

「2極」にこだわった門川擁立の背景にあるのは当時から続く「強い共産」という残像である。

その共産が推す中村陣営では村山の出馬表明を機に、にわかに活気づいている。 「民主票は村山に流れるだろうし、何よりも投票率が上がる。万平さんの選挙以来のチャンスだ」。陣営幹部はこう話す。

過去の市長選では、共産推薦候補は6回連続で非共産勢力に敗れはしたものの、接戦となった元年に続き、8年の選挙でも4000票差まで迫った。

陣営幹部は「新人対決では毎回接戦を演じており、3度目の正直を狙いたい」と続けた。

一方、「非共産」で足並みがそろったはずの門川陣営にはきしみもある。 先に門川氏の擁立に動く「勇み足」を演じた民主に対し、自民党幹部は「民主は候補を担ぎ出しておきながら結局、選挙をやるのは自民や」と皮肉る。 実際、陣営の体制は前回の市長選と同っ用に事務局以下、部長職などの要請はすべて自民の関係者が就く。推薦でも自民、公明が党本部決定なのに対し、民主は府連推薦にとどまっている。

自民市議の1人は「いろいろあったが、教育者としての門川を悪くいう議員はいない。各議員が自分の選挙と思えば負けるはずがないよ」と言い聞かせた。

京都市長選 村山氏がマニフェスト第1次案

2月17日投開票の京都市長選で、立候補予定の市議、村山祥栄氏(29)が23日、6分野44項目からなるマニフェストの第1次案を発表した。不祥事根絶や行財政改革、子育て支援を重点施策として挙げた。

不祥事根絶については、一昨年8月に臨時市議会でまとめられた「信頼回復と再生のための抜本的改革大綱」を1年以内に達成するほか、職務怠慢事案の掘り起こしなどを盛り込んだ。行財政改革では4年以内に職員を10% 削減することや、各種補助金の見直しを掲げた。

子育てしえんについては、一時保育や延長保育の拡充、子育て世帯の公営住宅への優先入居などを挙げた。村山氏は「市民から案を募集して反映し、来週中に最終稿を仕上げたい」と話している。

毎日新聞

2008年京都市長選:村山市議が市職員削減など、マニフェスト案 村山市議

2月17日投開票の京都市長選に立候補を表明している同市議の村山祥栄氏(29)は23日、中京区の市役所で会見し、44項目のマニフェスト1次案を発表した。4年間で市職員10%削減、有償ボランティア制度の創設、全補助金の見直し、1学区1学童保育の設置など。市民からの意見を募集し、来週中に最終案を作成する。

案では緊急対策として、信頼回復と不祥事根絶、行政改革、財政再建、同和事業完全終結の4テーマを掲げた。具体策として、分限処分徹底実施や、経営戦略室の設置、補助金の外部事後評価制度の導入などを挙げた。

また、将来に向けての施策として子育て支援、格差教育是正、高齢者障害者対策、総合的交通体系ビジョン作成、産業振興、温暖化対策の6テーマを示した。【藤田文亮】

朝日新聞

4氏がマニフェスト

2月3日告示の京都市長選に立候補を表明している村山祥栄市議(29)が23日。44項目のマニフェスト1次案を発表し、立候補予定者4氏が公約する基本政策がそろった。数値目標の設定などは4氏でばらつきがあるが、絵や写真を使うなどして有権者が手に取りやすい工夫も凝らす。

村山氏のマニフェストは「あかんもんはあかん」と題し、項目ごとに「1年以内」「4年間で10%」といった具体的な達成目標を掲げた。 記者会見で、「市民の信頼を回復する行政づくりが根底にある」と説明。緊急対策として市政の信頼回復と不祥事の根絶、行政改革の断行、財政再建、同和事業の完全終結を列挙した。

「明日の京都市に向けた六つの重点施策」では、女性が安心して働け、子育てできる環境づくり、都心部と周辺部の教育格差是正などを挙げた。今後、市民の意見を踏まえた第2次マニフェストを発表する予定で、注釈をつけてわかりやすい内容を目指す。

京都新聞

不祥事根絶に全力 京都市長選 村山氏がマニフェスト

京都市長選に立候補を予定する村山祥栄市議(29)は23日、44項目のマニフェスト(市政公約)を発表した。不祥事の根絶を柱に、高速道路建設と地下鉄延伸の一時凍結や職員削減で財源を捻出(ねんしゅつ)し、子育て支援などに充てるとした。

基本方針とする「行政不信と財政危機、将来不安、同和行政、既得権益からの5つの脱却」を具体化。信頼回復へ向け、市役所の業務改革や職員指導を盛り込んだ市の「抜本改革大綱」を1年以内に達成し、分限処分と信賞必罰を徹底する。

行政改革は4年間で職員を1600人削減するほか、窓口サービスの時間延長と土日開庁を2年以内に始める。財政再建へ向け業務の民間委託を拡大。来年度末で補助金をいったん全廃して再申請させ、第三者機関で必要性を精査するとした。

同和行政では「完全終結」を目指した「コミュニティセンター」の全廃と市民利用の拡大、子育て支援では一時・延長保育の拡充と全小学校区での学童保育施設設置、高齢者施策では退職した人の経験を生かす人材ボランティアバンクの創設を盛り込んだ。

このほか▽市内の「教育格差」の是正▽駐輪場の大幅増設▽温暖化防止へ向けマイカーの市中心部乗り入れ規制を検討-などを掲げた。告示までに改訂版を発表する予定で、村山市議は「意見を寄せてほしい」と市民に呼び掛けている。

京都新聞

立候補予定の4氏が論戦 京都市長選前に本社で討論会

京都新聞社は23日、2月3日告示、17日投開票の京都市長選に立候補を表明している自民党、公明党、民主党府連、社民党府連が推す前市教育長の門川大作氏(57)、共産党推薦の弁護士中村和雄氏(53)、会社相談役の岡田登史彦氏(61)、京都市議の村山祥栄氏(29)の4氏を中京区の本社に招き、討論会を開いた。争点になる新景観政策のあり方や市役所改革などをめぐり、論戦を繰り広げた。

引退する桝本頼兼市長の3期12年を、門川氏が「バブル崩壊と重なる厳しい時期に職員削減など多くの改革を成し遂げた」と評価したのに対して、中村氏は「職員不祥事が根絶できず、格差を広げた」、岡田氏も「失業者が増え、景観条例も悪法」と批判。村山氏は「改革の姿勢はよかったが、不祥事問題を含め踏み込みが甘い」とした。

不祥事根絶に向け、中村氏は「(背景に)同和運動団体の特別扱いがあり、同和行政を完全終結させる」と強調。村山氏も「問題が起きても職員をクビにできない。信賞必罰を徹底する」と主張、岡田氏も「特定の団体にくみせず、上司の責任も明確にする」とした。門川氏は「反省すべきは反省し、うみは出し切る。不祥事を1年以内に根絶する」と力を込めた。

市街地の高さ規制などを強化した新景観政策は、門川氏が「未来を展望した世界からも注目される政策」、中村氏が「遅きに失したが、基本的には評価したい」、村山氏も「町並みのスカイラインが整い、よかった」と支持したのに対し、岡田氏は「市民の所有権が侵害された。十分な議論がなく実施したのは間違い」と反論した。

4氏とも厳しい財政状況を踏まえ、行財政改革の必要性を訴え、門川氏は「1000人職員削減」、岡田氏は「団体補助金見直し」、村山氏は「組織の解体」、中村氏は「大型公共事業の中止」などの主張を展開した。

激しい応酬 論戦火花

「市役所外部のトップじゃないと改革派できない」「外部から来てガタガタになった例もある」。23日、京都新聞社で行われた京都市長選立候補予定者4にんによる討論会では、教育格差や市政改革などをめぐり激しい応酬があった。2月3日に告示が迫る。12年ぶりの新人だけの争いに、指摘された批判を押し返す論戦に火花が散った。

職員不祥事を生む市役所改革を断行する望ましい市長について。「庁内候補では駄目だ」と立候補を決意した京都仕儀の村山祥栄さん(29)も、「改革できるのは外部候補しかない」と同調し、若さを前面に改革していく姿勢をアピールした。

庁内候補の門川さんは冷静を装いながらも「民間企業でも社内のリーダーが立て直した例は多い。逆に外から来てガタガタになった例もある」とやり返した。

同和行政をめぐり京都市と運動団体との関係を厳しく批判する中村さんも「団体との特別扱いを断ち切る」と断言。これに再び門川さんが「中村先生を応援する運動団体が推薦した職員の不祥事もあった。相手の批判ばかりでは改革は無理だ」と反論すると、村山さんが「職員への信賞必罰の徹底を」、岡田さんも「社長時代にほぼ全員を面接した。面接が意識を変える」と論戦に加わるなど討論は白熱した。

明日の京都市 わたしはこうする

桝本市制の評価 三期十二年続いた桝本市制をどう評価するか

村山:市会与党の一員として是々非々で評価してきた。財政の非常事態宣言以降の財政再建や人員削減をはじめ、特に交通局の改革は目を見張るものがある。ただ、どれも踏み込みが足りない。不祥事の再発防止に向けた抜本的改革大綱をまとめたことは高く評価が、策定から一年半たっても断行できていない。財政再建も非常事態からの脱却をもっと強く打ち出さないといけない。赤字は続き、借金を減らせていない。アドバルーンを打ち上げるのはいいが、実行し完結したかを検証しないといけない。

市民が納めた税金をどう配分するか、施策の優先順位があいまいだった。桝本市長にも尋ねたが、返事は「あれも大事、これも大事」。政策方針は評価するが、優先順位がないためどれも中途半端。新政策を打ち出しても予算がつかなかったりするのは問題だ。

重点政策は

市組織解体し創造へ 村山氏

市長に就任した場合、どのような政策に重点的に取り組むか、その実現のため、市長のリーダーシップをどう発揮していくか。

村山:市役所の組織を解体し、どう創造していくか。それが最重点だ。過去のしがらみをいったん断ち切りうみを出し切り、ツケを清算する。そうしないと再出発できない。それは市役所の内部の人ではできない。政治家の命懸けの決断が求められる。 補助金は時期を求めていったん全廃して必要ものを残す。事業は民間に託しても大丈夫なもの、行政が絶対やるべきものなどを分類し、コスト削減を徹底する。そのうえで将来に向けて最も打ち出すべきなのは、少子高齢化対策。子育て支援には相当の財源を割く。

財政を甘く見ているのではないか。正直言って国が信頼できない。交付金をどんどん減らし、財源の面倒みるからやれということが続いている。市が独立してでもやっていくぐらいの危害で対策をとらないと財源が行き詰まる。

課題と将来像 市制の現状をどう認識し、どのような課題があると思うか。京都の将来像は。今、行政そのものが

新景観政策

議論深め中身変更を 村山氏

村山:昨年九月から新景観政策が実施された。規制強化による影響も出ている中、政策をどう評価し、古都・京都の景観をどう守るか。

実現してよかった。市議会でも賛成した。警官をつくる上で建物の高さをそろえることは大事だ。だが美観地区指定など細則は早急すぎた。市も方針を途中でころころ変えたが、百年先を考えるならもう少し議論すべきだった。例えば北山は1980年代後半からの開発で近代的デザインの設計物が多く、その方向で発展が望める。逆に門前町は完全に残すべきだ。文化形成を含めてもっと議論し、政策の中身を替える必要がある。

職員不祥事の多発で、姿勢の信頼回復が急務だ。同時に同和行政のあり方も問われている。

信賞必罰で分限免職 村山氏

村山:同和団体の優先雇用もあるが、一番の問題は採用後だ。その責任を逃れている。根源は公務員の身分保障が強すぎ、問題を起こしたり、仕事をしない職員を簡単にクビにできないこと。職員は少し問題を起こしても、しばらく休めば復帰できると考えている。信賞必罰で分限処分を徹底し、断固たる姿勢を見せるべきだ。

市役所に自浄作用がないことは、皆が認めている。外部からの人材を求めないと。

門川さんは一年で不祥事根絶というが、この一年半でもできなかった。また、いろんなシステムをつくると主張されるが、現在の仕組みも機能していない。各課長に期限を区切って不祥事を報告させ、それで発覚したら、職場を把握しているということで評価したらいい。期限以降に出たら、そのポストを失うよ、というのも一案だ。

新しい財政状況下財源をどう確保し、医療、福祉を進めるのか。

村山:医療、福祉の予算は財政の三分の一を占め、今後、十億、百億単位で膨らむが、水準の維持が大事だ。社会保障費を増大させないため、例えば高齢者が寝たきりにならないよう予防医療や生きがいづくりなどが必要だ。財源は、財政再建を最優先にして捻出する。サービスの一部低下も含め痛みを伴う改革をする。税や市民負担を上げずに、徹底した緊縮財政で乗り切る。

人件費で圧縮する数字を突き詰めるべきだ。この四年間で真価が問われる。民間委託はどんどんやるべきだが、ごみ収集などのコストは直営と変わらないのもあり、見直すべきだ。

最後に言い残したことがあれば。

村山:今回の選挙に市民が期待しているのは、不祥事続きを改革できる外部の候補者であり、政策論争だ。市民には自分たちの声が反映されない選挙になるというあきらめが渦巻いていた。私は市民不在の選挙をしてはいけないと思って出馬を決めた。現状維持か、抜本改革か市民に選んでいただきたい。京都市の行政を一度清算して市の土台づくりをしたいと思う。