スペシャル企画「くりやま雅史と語ろう」
- 京都市議会の選挙事情について
- 政治活動と議会活動について
- 村山祥栄議員の若き時代
- 若者の政治参加について
- 地元に対する思い、政治家の資質
- 政治スタンス
2.政治活動と議会活動について
K:市会議員の仕事として苦労したこと、楽しかったこと、色々とあると思いますが、仕事の中には「議員を続けていく」という意味の違った苦労がつきものだと思います。村山議員の場合、どのくらい地元を意識した活動が普段の活動の中に入っているのですか?
S:半分くらいですね。
K:そうすると半分の力で政治に力を傾けるということになるのですか?
S:やっぱりそれは両輪でもあるので、地元から意見を吸い上げる地元活動は政治につながりますし、足で稼ぐ地元の意見は大変議会活動に役立ちます。そして一方で純粋に自分のやりたい議会活動をやることも重要だと考えています。
K:村山議員の純粋な政治活動の部分で言うと、どのような種類のものがありますか?
S:僕はどっちかというと、ご存事のように人事改革、財務改革が基本になっているし、注力したいです。だから行革というテーマが多いですね。
K:行革をやるとしても、69人の市会議員の中で、無所属1人で行革をやることは困難だと思いますが、どの程度受け入れられているのでしょうか?市役所の中での動き方などはどんな感じなのですか?
S:当初は無所属で大丈夫か?などと心配されましたが、今は逆に「何があかんのですか」というぐらいになりましたよ(笑)。今日も後援会設立パーティーでちょっとお話をしますが、無所属にしか出来ない仕事とか、今まで政党にいてはできなかったこと、考えられなかったことが無所属にはできるんです。京都は今、人事を正さなければならない。ちゃんと仕事をやった職員が報われないといけないです。成果主義を導入する前に、それは原則論として必要です。しかし、京都はその原則さえもない。出社はしてくるけれど、1日中新聞を読んでいる人もいるし、来てもすぐ帰る人もいれば、病欠をフルに使うなど。なおかつ高給を必死になってもらいながら、役所に全然来ない人が平等に扱われている部署もあります。その辺は、京都市の場合、同和問題と密接に関わってきているから、そんな話はだれも口に出来ない。しがらみのある人がそんな事をいうと「何やっているんや」と問題になりますが、僕だと普通に言えちゃうし、その前に同和問題ってなんですかという風に私は思っています。その問題については、僕はどんどんやったらいいと思っているし、僕が取り上げたことを議会が一緒になって決議してくれている。また、無所属は発言できなかったのですが、今年から話せるようになりました。
K:それは議場でのことですか?
S:議場での発言です。以前、無所属議員の発言は常任委員会のみで認められていました。
K:それは村山議員という存在が、議会、或いは市役所を動かしたのですね?
S:今までそんなこと言う人がいなかったということもありますが、私が無所属でやっていることを周囲が一定の理解を示した、ということではないでしょうか。
K:それについては根回しも必要だったのでしょうか?
S:なかったとは言いません(笑)。
K:1人でいることは逆に言うたら面倒だ、辛いから会派に入ってしまいたいという気持ちにはなりませんでしたか?
S:全然ありませんでしたね。僕はもともと「地方政治は政党でやるべきではない」と考えていますからね。それを曲げてでも政党に入るというなら、議員をやるべきではないと思っていますから。
