京都市立中学校社会科指導実施状況報告書
フリーコメントおよび回答者データ
歴史
- 中2の時点で歴史が終わりきらず中3の一学期まで歴史をやり、その後公民をやったので、受験前焦った。
- ビデオ学習というのがあり、歴史をビデオを見て学びノートは一切取らないという授業が行われたが、ちっとも頭に入らなかった。
- 先生が悪かった。
- 先生が面白かった。教科書に載ってないことも学べて深く学習できたと思う。
- 教科書を使わず昔の教科書をコピーしてプリントとしてやっていた。
- 先生が4回ぐらい変わり教え方などが違って困った。
- 色々と表現しながらの授業で分かりやすいから問題はないです。
- 途中で学年が変わってしまった。
- 教科書が分かりにくい。
公民
- 公民は歴史と同じだけの本の内容量があるのに歴史は一年半かかったのに対し、公民は半年ほど。終わるはずがない。
- 難しいことが多く理解するのが大変。
- 教科書が現状に追いついていない(多分発行の問題で)
- あまりしっかりと勉強した感じがしなかった。
- 内容がつまんない。
地理
- 教科書の半分も終えていない。
- 実際入試で使う内容が少量なのに教科書が分厚い。
- 地理を殆ど習わないことが問題になりました。
- 習ってない。
- あまり地理を深く勉強した記憶がない。
その他
- ゆとり教育になっていない。
- 先生の知識があれば授業が面白くなると思った。
- 生徒の意見の聞いて欲しい。余談を加えながらやるといいと思う。
回答者データ

- 高校1年:27%
- 高校2年:26%
- 高校3年:47%
当アンケートからの改善点
習ってないと答えた方に質問します。習っていない理由はなんだと思いますか?
歴史

- ペース配分が悪い:4
- 授業時間不足:10
- その他:1
公民

- ペース配分が悪い:4
- 授業時間不足:3
- その他:2
地理

- ペース配分が悪い:2
- 授業時間不足:2
- その他:0
問題点
- 均一化された授業が行われていない
- 本来習うべき所が教えられていない
- 最後まで授業が終わっていない
履修はしていても、確実に授業が行われていないならば履修したとはいえないのではないでしょうか?
POINT
- 教科書に載っていることは「教えねばいけない事」ということを再認識すること。
- 指導要綱の徹底。
- 授業の進捗管理の徹底によるバランスの取れた授業の実施。
おわりに 考察と私見
昨今、未履修問題が社会問題化しております。しかしながら、問題は未履修に留まらず、現場対応による不十分な教育課程における授業の進め方にも大きな問題を感じざるを得ません。正しい歴史認識を持たざる若人、社会のシステムを理解せず大人になる若人、生まれ育った土地柄、お国柄を知らない若人、そんな若者が年々増えているような気がするのは私だけでしょうか。
教育は国の基であり、義務教育はその根底にあたる基礎教育です。その根底が揺るぎ始めている一因をここに見ることができます。そして、この問題は義務教育制度を根底から揺るがす由々しき問題です。将来の日本を考えるとき、教育の責任は余りにも大きいと言えます。だからこそ、それを司る教育委員会の使命は極めて重要にして重大です。
子供たちには学ぶ権利があります。教師は教えると言う責任があります。その重責を今一度見つめ直して頂き、正しい義務教育の姿が再現されることを願ってやみません。これがその一助となれば幸いです。京都市教育委員会に大いなる期待を込めて
平成18年11月京都市会議員 村山 祥栄
Special thanks
アンケートにご協力下さった高校生の皆さん(敬称略・順不同)
- 市会事務局政務調査課
- 糸谷規正 / 川口藍 / 菅星朗 / 取釜宏行 / 中森徹 / 山崎友希
- 古田先生 / 栗先生 / 和代先生
- etc…
