【京都市左京区市議会議員】京都党代表-村山祥栄のブログ-つぶや記

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March

01

2019

2月代表質問③洛西ニュータウンを救え!

次に市立芸大と西京についてです。
我々は、芸大そのものを非難するものでも、軽視するものでもなく、ただ京都市と共に今後の発展を期待するものです。
さて、現在、京都市立芸大が位置する洛西ニュータウンは京都市が地下鉄延伸を前提として開発した初めての大規模団地です。
そこへ故・梅原猛先生の驚異的な情熱で、芸大のニュータウン移転が実現し、ニュータウンのシンボルとなりました。
洛西ニュータウンの最盛期の人口は、36228人でしたが、現在は、22000人台に減少、ニュータウン内の小学校の児童数は軒並みピーク時の8割減、衰退傾向は顕著、かつその傾向には歯止めが掛からない状況になっています。
そんなニュータウンに対して、京都市が行ったことは地下鉄延伸断念の決定、そして今回は芸大の移転です。京都市の方針はニュータウンをゴーストタウン化することなのでしょうか。少なくとも住民の皆さんにはそのようにしか思えないのではないでしょうか。
洛西ニュータウンについての見解をまず伺います。まさか見捨てるとはお答えにならないと思いますので、その上で、ひとつご提案致します。
ニュータウンの活性化については、もはや小手先の賑わいづくりなどで解決できる状況ではありません。このニュータウンの課題は、地下鉄延伸断念からくると「交通アクセス」です。しかし、今更地下鉄延伸が出来ないこともよく理解しております。
そこで、新駅に沸くJR桂川駅、阪急洛西口と洛西NTをつなぐBRTの導入を提案します。このルートについては「京都の街の活力を高める公共交通検討会」でもケーススタディで検討されておりますように大いに期待できる路線です。BRT、バスラビッドトランジットはバス高速輸送システムと呼ばれる新世代交通システムです。
駅を作り、道路上に専用軌道を設置し、そこに大型バスを走らせます。
専用軌道を確保することで、路面電車よりも遙かに低コストで、路面電車並みの定時走行を実現させることが出来ます。
BRTの大きなポイントは「駅」を作るということです。新駅の設置は、その周辺の不動産価格を引き上げ、民間資本が流入する大きなきっかけになるものです。駅という装置の果たす役割は、洛西口駅や桂川駅を見て頂ければよく分かります。
そして駅が出来れば、民間資本が新たに流入し、民間活力を生かした街の再生が実現します。現在の洛西ニュータウンを行政が資本を投下して再生しようとしても莫大なコストだけが浪費され、再生の目途を立てるのは困難です。重要なことは、いかにの民間活力で街の再生を成し遂げるかです。こうした考え方こそ、持続可能な都市づくり、つまりレジリエントシティの目指すべき都市経営ではないでしょうか。
また、BRT建設・運営についても京都市が主体となって行うのもいいですが、民間との合同出資で事業会社を作るか、または公募で民間に事業化してもらうことも視野に入れ検討されることをご提案します。洛西ニュータウンの住人にとって、待ったなしの課題です。まずは、調査費を計上し、検討を頂きたいと考えますが如何でしょうか。