【京都市左京区市議会議員】京都党代表-村山祥栄のブログ-つぶや記

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October

29

2018

続報】芸大移転の不条理を追う⑤門川市長へ

門川市長は文化をキーワードに都市経営を推進しており、その象徴として芸大移転を結実させたい思いが強い。しかし、文化を醸成させる以前に、市長、あなたには京都147万人の糊口をしのぐ義務がある。京都は世界歴史都市にあるようなひなびた田舎の歴史都市じゃない。観光だけで食べていけるような、スローライフでいいじゃないかという街ではない。
都市には経済力が必要で、文化の醸成には高い経済力が求められる。ルネサンス期、メディチ家がなければダ・ヴィンチもミケランジェロも文化的成功を収めることが出来なかった。寺社仏閣の改修も寄進がないと成立しない。芸術家がいい作品を作ってもそれを高く買う土壌があって、買う人がいて初めて文化は醸成されるのだ。いつの時代も文化を支えたのは経済だ。経済は文化を育て、文化は新たな教育を生む。中世のフィレンツェの徒弟制度もそうであったし、日本最初の番組小学校も長年の都の蓄積がそれをさせている側面が強い。富を生み出すのはわれわれの創造性だが、それは経済力を軸に、文化、教育と経由し、そこで育った天才が再び富を生み出す。
経済都市としての機能を生かしつつの文化学術都市と作ることが肝要なのだ。
同じ文化首都を作るにしても、これが私と門川市長の根本的な違いだと思う。
文化、観光より住むとこ、働くとこ。まずはここからではないだろうか。