【京都市左京区市議会議員】京都党代表-村山祥栄のブログ-つぶや記

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June

04

2018

救急車は「救急」の為の車だ!

何をやるにも金が掛かる。刑務所の受刑者に掛かる年間コストは250万円で、これを善良な国民の税金で賄われている。救急車の搬送も同じだ。救急車の搬送回数は増える一方の中、それに伴うコストもバカにならない。一回の出動にかかるコストは3万円。それを年間に何十回も呼ぶ不逞の輩がいる。28年度ベースで年間10回以上救急車を呼んだ人は125人。年間83回救急車を呼んだ強者もいる。(この人に掛かる出動経費だけで250万円以上!)もちろん、そのほとんどは適正な使い方ではないが、今のルールでは119番通報があればとにかく出動しなければならない。
東京都で救急車の要請理由を調査したところ、「生命の危機を感じた」「自力で歩けない」というのが1,2位である一方、4位が「夜間・休日の診療時間外だった」、「どこの病院に行けばいいかわからなかった」(7位)、「病院に連れて行ってくれる人がいなかった」(10位)、「交通手段がなかった」(12位)と、適正な使い方とは言えない実態が浮き彫りになった。あくまで、救急として使うから、交通にせよ、診察にせよ、全てに優先されるわけで、交通手段がないからと言って救急車を使うのは適切ではない。その証拠に、全国の出動件数のうち約10%が不搬送、44%が医療を必要としない軽傷で、逆に救急が必要な患者は約10%程度しかいない。救急を呼ぶべきかどうか悩ましい患者に対しては、我々が依然提案した#7119ダイヤル(電話をして症状を伝えると医師を含めた相談チームが適切に対処法をアドバイスしてくれるダイヤル)が本格稼働するのでこれで大きく改善される。
次にしなければならないのは、必要もないのに「とにかく119番」にどう対処するかだ。例えば、年間5回以上とか不搬送だった場合に限りなど条件付きで有料化にすべきだ。あまり知られていないが、アジアは比較的無料または安価な国が多いが、欧米では有料が基本で、公営だけでなく民営が運行している国も多い。救急車を呼ぶと、サンフランシスコ25000円、パリ23000円、ジュネーブ41000円、シドニー11000円、北京1700円、バンコク3400円となっている。安心安全はいいことだが、不逞な輩の不逞な行為の負担が善良な市民にしわ寄せが起こらないようにすることは当然のことではないか。

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