【京都市左京区市議会議員】京都党代表-村山祥栄のブログ-つぶや記

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April

24

2018

税金0で「京都市考古博物館」を建設せよ!

世界の歴史都市には、エジプト考古博物館やローマ考古博物館など都市の歴史を一ヵ所で見学できる施設を持っている。京都市はどうかというと、考古資料館、歴史資料館、平安京創生館という施設を保有しているが、ほとんど知られることもなく人知れずひっそり存在している。考古資料館に至っては、京都市の外部監査からも「貧相でみすぼらしい」と酷評されている。一方、保有している埋蔵文化財や展示品は素晴らしい。普通に岩倉具視が襲われた時の駕籠などが裏の倉庫に転がっている。だとすれば、全てを統合して、もっと多くの市民、観光客に見てもらえる合築施設を造ってはどうか。
但し、お金を掛けずにという条件付きだ。
まず、場所は、小学校跡地を使う。元有済(ゆうさい)小学校(三条京阪南)か元待賢(たいけん)小学校(二条城北)の二校のどちらかが良い。理由は、共に建ぺい率・容積率が高く、6000㎡を越える敷地があり、番組小学校として建築物自体に価値があり、とりわけ立地が素晴らしい。有済小は三条京阪前という好アクセスであり、校舎にある太鼓望楼(たいこぼうろう)は文化財に指定されている。一方の待賢小も二条城駅前から徒歩圏で二条城とセットで回れるのがいい。現校舎をベースに改築するのでコストも安価で、校舎の保全も同時に出来る。
次に建設についてだが、基本的に予算がないので税金は使わない。ジョイントベンチャー型のPFI方式を使い、全額民間資金で建設する。
通常、行政が借金をして建物を改修し、税金を使い運営する。我々の提案は、民間事業者が建物を改修し、建物の維持管理や博物館の運営もやる。民間事業者は入場料収入や併設する施設(レストランや店舗)から収益をあげ、行政からも補助金を受け、整備費用を回収、利益を出す。一定の費用負担は発生するが、最小限の支出に留まり、基本的に現在既に支出しているコストの範囲内で対応できるのではないかとみている。金沢の21世紀美術館のように成功するような仕掛けが出来ればもちろん行政の持ち出しはゼロになる。
これは、展示系観光資源が弱い京都にとって、そこを埋める一手になるはずだ。また、京都市が所有する埋蔵文化財の保有量は20万箱分を越え、増える一方で保管場所や保管コストもバカにならない。山間部の保管庫はセキュリティーも甘く、泥棒が入ったが何も取らずに帰ったという笑い話もある。そこで取捨選択し、重要度の低いものは放出されるか、必要あれば国有財産へ移管すべきだ。とりわけ重要度の低い出土品はこうした施設で思い切って販売すれば、支出も軽減されていいのではないか。
まずは、全庁的に合築施設建設に向け検討会議を作るところから始められたい。