【京都市左京区市議会議員】京都党代表-村山祥栄のブログ-つぶや記

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January

12

2018

環境にも財布にも優しくない水素自動車事業

トヨタ「ミライ」を2780万円で3台買って市民にレンタルを実施しているが、昨年度(2016年8月10日~2017年3月24日・実働226日)実績はたったの89件で、稼働率は13%と超低迷。これの委託費等必要経費が795万円。〆て約3575万円の予算が投入されている。で、乗った人は89人と。ちなみに同じ事業が今年からトヨタレンタカーで始まった。29年度はキャンペーンもあり、京都市の貸し出し価格より大幅に安い。こんな事業誰が利用するのだろうか。これでは民業圧迫にすらならない。
これに留まらない。さらに、28年度はホンダカーズと提携して、ホンダカーズが所有している燃料電池自動車の乗車体験&学習企画に249万円(3月一か月のみ)支払い、参加者はたった23人(少なっ!)。車のディーラは体験乗車させるのは営業の一環だから、何とも言いようがない。もっと驚くべきは、この乗車体験事業をするために1億6275万円を払い、スマート水素ステーションを購入している。本年は1380万円の予算を計上しているが、こんなことやるだけの価値があるのだろうか。第一、この事業の為にスマート水素ステーションを購入した神経が理解できない。「何かに転用するのか」と聞くも「まだ考えておりません」とのこと。本当に残念だ。これで飽き足らず、タクシー・レンタカー業者には電気自動車の購入補助、充電設備にも519万円の補助をする。(ここだけはなぜ事業者対象なのかも一貫性がない。)
こうして、CO2削減、燃料電池自動車の普及に努めているというが・・・。
ちなみにガソリン車はイギリス、フランスが2040年までに全廃、中国も廃止に向け具体的に検討に入っており、京都市が何もせずとも、燃料自動車は確実に普及する。どういう意味かよく考えてほしい。