【京都市左京区市議会議員】京都党代表-村山祥栄のブログ-つぶや記

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January

12

2018

「観光客にも一定の負担を」~宿泊税実施に向けて~

「具体的にこの宿泊税の導入を是非検討していただきたい。」
平成28年3月15日、予算委員会で宿泊税の提言をした。それから一年半、過日宿泊税は京都市議会で可決された。ちょうど民泊やバスの混雑など観光客増加に伴う問題が顕在化し始めていた頃だった。観光客から一定の負担を頂き観光整備をする必要性を説いていた。私自身は、東京のみならず宿泊税先進事例のある欧州へも単身出向き、特にイタリア国内の事例、実施にかかる懸案事項を聴いて回った。宿泊税の導入があっても観光客が減った事例は見当たらなかったことや徴税をするホテル側の不満からどういう仕組みづくりが妥当なのか、自分自身咀嚼しながら整理を進め、提言に至った。予算委員会をはじめ、財政局長へ党として申し入れとプレゼンを行い、予算要望へ盛り込むなど積極的に取り組んだ。
東京や大阪のような一律課税ではなく、欧州のように5つ星制度を導入し星の数によって課税するという段階的課税を日本でも実施するべきだと主張しており、今回の京都市の宿泊税は5つ星制の導入こそ見送られたが、段階的課税の実施という形で決着したことは大変喜ばしい限りだ。おかげで、税収は京都市が当初試算していた何倍にも膨れ上がる。次の問題は、その金を何にどう使うかが問われている。ミラノの宿泊税は歓迎され、ローマでは不満が多い。その差は、集められたお金がどう使われているが、納得感があるかどうかの差だった。ポイントは、その金で観光客専用のバス路線を設置するなどバスの混雑緩和に特化させるとか、文化財保護に特化した使い方をしないと、観光客も市民もはたまた徴収させられるホテル旅館も納得しない。負担を頂くなら分かりやすく、納得感のある仕組みがとにかく重要だと10月議会でも論陣を張った。大きな前進に、今後の納得感のあるスムーズな運用が望まれる。