京都市長選が3日告示される。自民、公明、民主府連、社民府連推薦の前市教育長門川大作(57)、共産推薦の弁護士中村和雄(53)、会社相談役岡田登史彦(61)、京都市議村山祥栄(29)の4氏がこれまでに立候補を表明している。非共産政党の相乗り候補と共産系候補の「二極対決」が過去4回続いた同市長選は、19年ぶりに4人以上の争いとなりそうだ。投開票は17日。
門川氏は、今回引退する桝本頼兼市長(67)の後継者として政党や支持団体の支援を受けた活動を展開。桝本氏と同じ市役所出身であることや政党相乗りへの批判には、教育長時代の実績や国とのパイプをアピールし、「市政には幅広い支援が必要」と主張する。
最も早く名乗りを上げた中村氏は、政党相乗りで現市政継承を掲げる門川氏の姿勢を批判し「市政刷新」を掲げる。岡田、村山両氏の立候補表明で、共産推薦候補が自民などが推す候補に321票差まで迫った89年の市長選以来の好機が到来したとみて意気込む。
岡田氏は「二極」への対立軸という立場で、「市政改革には、しがらみのない市役所外の冷静な目が必要」と主張。銀行員や会社社長を務めた経験をふまえ、現市政は経済施策が不十分だったとして、経済再生をマニフェストの中心に据える。
村山氏も「二極対決」に反発する支援者らの声を受けて1月半ばに立候補を表明。「市民が求めるのは政策論争ができる選択肢のある選挙」として、選挙の構図を本格的な混戦模様に塗り替えた。組織に頼らず、政党が市役所OBに相乗りする現状も批判する。
大阪市長選や大阪府知事選では独自候補を擁立した民主だが、今回の選挙では、与党との相乗りを原則禁止する党本部の推薦までは得られない見込みで、党推薦の自公に比べ選挙戦では埋没しかねない。門川陣営の選対本部長選びでは、引退する桝本市長の選挙時同様、自民府連の会長が務める案も出たが、擁立に先鞭(せん・べん)をつけた民主府連が抵抗し、空席のままとなっている。
任期満了に伴う京都市長選が3日告示される。3期目の桝本頼兼市長の引退表明を受け、これまでに自民党、公明党、民主党府連、社民党府連が推薦する前市教育長門川大作氏(57)、共産党推薦の弁護士中村和雄氏(53)、会社相談役岡田登史彦氏(61)、市議村山祥栄氏(29)の新人4人が、いずれも無所属で立候補を表明している。12年ぶりに新人だけの激しい選挙戦が予想される。投票は17日に行われ、即日開票される。
新景観政策の運用、職員不祥事の根絶、財政再建など市政課題への対応や、人口減少などを踏まえた今後の京都の方向性が問われる。
村山氏は、市役所外部出身者による市政改革の断行を掲げ、行政不信や財政危機などからの脱却を訴える。後援会や知人、友人らによる「よみがえれ!京都」を母体に運動を進める。
4人以上の候補者が立つのは、1989年の市長選で9人が争って以来19年ぶり。昨年の大阪市長選、1月の大阪府知事選に続く大型選挙で、次期衆院選の「前哨戦」ともみられている。
京都市長選の立候補予定者が市政の課題について意見を交わした討論会(京都市左京区・京都会館)
3日告示、17日投開票の京都市長選に立候補を表明している新人4人の公開討論会が31日、京都市左京区の京都会館であった。前市教育長の門川大作氏(57)=自民党、公明党、民主党府連、社民党府連推薦、弁護士の中村和雄氏(53)=共産党推薦、会社相談役の岡田登史彦氏(61)、市議の村山祥栄氏(29)が景観行政や教育、環境問題などについて論戦を交わした。/p>
<京都青年会議所が市長選で初めて企画した。同志社大の西澤由隆教授の進行で、一般公募で関心の高かった5つの市政課題について立候補予定者が議論し、約400人が聞き入った。
昨年9月から実施した新景観政策について、岡田氏が「市内の地価は下がっており、経済的にも悪影響」と見直しを訴えると、中村氏は「町の価値は長い目で見る必要がある。問題は具体的なルールづくりが拙速だったことだ」と反論した。
村山氏は「町のビジョンがないために混乱が起きている」と指摘。門川氏は「地域ごとのデザインをきめ細かく決めることが大事」と訴えた。
教育問題では、中村氏が「同じ公立小で教育に格差がある。豪華な施設より教員配置を増やすべき」、村山氏も「都心も周辺部も同じ税金を払っている。嘱託の先生の配置などで格差是正を」とした。これに対し門川氏は「施設は順番に整備している。すべての授業で教師を評価する制度をつくり、公開するなど、全国から注目される施策を行っている」と反論。岡田氏は「塾に通わなくても高い教育を受けられるようにすべき」とした。
参加した京都市中京区の大学生、山田文平さん(22)は「立候補予定者の意見の違いがよく分かったが、主張を一方的に述べ続けることが多く、もっと白熱した議論が聞きたかった」と話していた。
村山:あれもこれもやろうとするのではなく、まずは財政再建を最優先すべきという方針を決めることだ。高速道路や地下鉄の一時凍結など、大型公共事業はストップする。人権費では、退職者不補充などで4年間で最低でも10% 、1600人は削減する(中・討論後のマニフェスト発表で2000人に変更)。定年退職後の受け皿の意味も含め、市民の有償ボランティアを創設する。
また、補助金改革派絶対にやらねばならない。年間200億も出しているが、大半がどういう経緯で出ているのかも分からず、事業評価もほとんどされず、毎年自動的に繰り出し続けている。すべての補助金を一度全廃し、必要なものは再申請しrてもらう自動廃止規定を導入する。
景観問題や街づくりについての考えは?
村山:今の京都市の交通政策はチグハグだ。「歩く町京都を作る」との考えでLRT を走らせる話がある一方で、高速道路を街中まで通して車を流入させようという話もある。いったいどんな町を作りたいのか、とたるなビジョンが見えてこない。私は3年くらいかけて20年、30年先の京都市にとって、どういう交通体系がふさわしいのか計画を立てる。
景観条例は、高さ制限など基本的にはよかった。しかし制定が拙速だったため、網の掛け方がおおざっぱ過ぎて疑問点もある。例えば同じ室町通でも二条や三条の辺りと五条や六条では全く町並みが違う。地区指定やデザイン規制など、木目の細かい整備の見直しが必要だ。
最後にアピールしたいポイントは?
村山:団塊世代大量退職の中で、彼らの受け皿を社会の中でどう作るのか、これは高齢化対策にもつながる。ハローワークのボランティア版を作り、その人の経験や知識をどのような形で行かせるのか、事細かにデータベース化して、地域のいろんな団体とのマッチングを図りたい。
政策とは離れるが、今回の選挙で市民が求めていたのは、不祥事の根絶。だから候補は市役所内から出さず、相乗りはやめてほしいという2点が求められていた。しかし、「共産対非共産相乗りと言う構図で落ち着きそうになったことに対して、私は大きく異を唱えた。市民の意向を無視した正義のない選挙に、市民がどういう形で声を上げるかが、実は一番大切だと思ってる。
告示まで一ヶ月を桐、ほかの3人はとうに出馬表明を済ませていた10日夜、中京区のホテルのさほど広くない宴会場は、熱気に包まれていた。約100人の来場者を見込んだ会場に、詰め掛けたのは200人以上。京都市議の村山祥栄氏(29)は、立ち見が出る会場の最前列で次々と飛び出す出馬要請の発言に聴き入っていた。
この時点で市長選を巡る政党の構図は「共産対非共産相乗り」の従来どおりの二極のまま。村山氏は「実質的に選択肢のない二極選挙の市民への押し付けは、民意に反する」とあいさつし、大きな拍手を浴びた。正式に出馬表明したのは、この5日後だった。
20〜30歳代の若手経営者や学生のグループ「京都市を想ふ会」と、年配者も含めた「どうすんねん京都」。市長選を受けて作られた2団体が、村山氏に出馬要請した。
「どうすんねん」世話人の畑本久仁江さんは「民主がてっきり三極にしてくれると思っていた。これまでも民主も応援してきたが、今回はガッカリ。村山君なら選挙も市政も盛り上げてくれる」。「想ふ会」にも「村山さん以外に考えられない」との声がある一方で、「もし三極になっていたら、会を作らなかった」と明かす幹部も。村山氏自身、「三極だったら今回出馬に至ったとは思えない」と延べ、二極への不満が陣営の大きな原動力になっている。
運動は「組織に頼らないというより、頼る組織がない。でもそれが強みでもある」(金森隆・選対統括責任者)。事務所には、50人を超える学生ボランティアが集合。03年の市議選で、村山氏の学生ボランティアだった桂川将典・北名古屋市議など、若手地方議員もサポートする。事務所開き、決起集会、ミニ集会では、いずれも最後にポスター針などのボランティア参加を呼びかける。左京区でトップ当選した昨年4月の市議選と同じ草の根型の手法で、支持拡大を目指す。上島芳郎・選対本部長は「今はまだ組織選挙の他陣営にかなわない。しかし、不透明な二極選挙への忌避感が広がれば、潮目が変わる」と期待を込める。
2月17日投開票の京都市長選に出馬表明している同市議の村山祥栄氏(29)は30日、中京区の市役所で、マニフェスト最終版50項目を発表した。一次案に比べ、市職員の4年間での削減目標を400人増の2000人にした他、水道局・交通局の民営化検討、景観政策の見直し、レジ袋税導入などを新たに加えた。
職員削減は、新規採用の抑制、退職勧奨の実施、分限処分の積極適用などで行う。年150億円の人件費削減が見込まれるという。業務は有償ボランティア制度や民間委託などで対応する。
福祉分野では、介護事業所の人材確保などを支援。高齢者向け賃貸住宅も増やす。街作り分野では、住宅耐震化の補助制度を創設。景観施策は、方向性は堅持したうえで、地区指定などを現場に即して見直す。環境分野では、小売店から徴収するレジ袋税や、京都版低燃費車利用ルールを作る。
2月3日告示、17日投開票の京都市長選に立候補を表明している市議の村山祥栄氏(29)は30日、50項目の最終マニフェストを発表した。行財政改革で職員削減の目標数を1600人から2000人に上積みしたほか、財政再建策として、市営地下鉄・バス、水道事業の民営化、「京都国際マンガミュージアム」(中京区)の売却などを検討するとしている。
マニフェストでは勧奨退職や分限処分で職員を削減し、4年目で人件費を約150億円削減できると試算した。
就任後に実行するテーマを優先順位をつけて三つ。
村山:1.役所の信頼回復と不祥事の根絶 2.行財政改革の断行 3.同和行政の完全終結
市政への信頼回復と同和行政問題にどう取り組むか?
村山:地方公務員法の公務員の身分保障を逆手に取った「ちょっとやそっと問題起こしてもクビにならへんやん」とうう発想がすべての元凶。ここを正すため分限処分をきちっと導入し、裁判で勝とうが負けようが、きちっと処分するんだという姿勢を明確に打ち出す。隠ぺい体質もあまりにもまん延しすぎており、徹底的に表面化させることが大切。京都市はすでに、同和行政をやめる方向で走っているが、問題はスピード感。今すぐやめるのか、ちょっとずつ緩和しながらなくすのか、それが現市政と私の見解の相違。
京都を元気にするための具体策は?
村山:南部の高度集積地区にほとんど進展がない。しんすつを希望する企業があっても、生産緑地指定があまりにも多すぎるなどの問題がある。(誘致と規制の)施策の整合性を取り、企業誘致で雇用も税収も上るようにしなければ。また京都ブランドの構築も非常に大事な問題。海外のマーケットで評価を受けている教徒の物は、純粋な昔からのものではなく、それに一味二味加えたもの。和装業界も世界に向けてマーケットを移していく。その方策を市も一緒に考えたい。
2月17日の京都市長選に出馬を予定している市議、村山祥栄氏(29)が30日、職員不祥事の根絶や子育て支援などを柱とした50項目からなるマニフェスト(政権公約)「京都再生50策」を発表した。23日に発表した第1次案から9項目w」追加したほか、市民から募集した6項目を盛り込んだ。
マニフェストでは職員の削減数を4年間で2000人としたほか、新景観条例について「理念は賛成だが、現場では大きな混乱もある」として、地区指定などを再検討するとしている。スーパーなどのレジ袋に税金をかけることや、交通局や水道局の民営化も検討するという。
京都市長選に立候補を表明している市議の村山祥栄氏(29)が30日、交通局や上下水道局の民営化検討、京都国際マンガミュージアム(中京区)の売却などを新たに盛り込んだ計50項目の最終マニフェスト(市政公約)を発表した。
第1次案から新たに9項目を追加。民間への業務委託が進んでいる交通局の市バス、地下鉄事業について、さらに踏み込んで民営化を検討するとし、上下水道局も海外事例を参考に経営を見直すとした。マンガミュージアムも土地と建物を運営主体の京都精華大に売却し、得られた財源で教員不足解消のために嘱託教員を採用する案を示した。
新景観政策では、一律のデザイン規制によって斬新な意匠が生かされない恐れがあるため、細則を見直して地域ごとに強弱を付けるとした。
市職員の削減では、勧奨退職や分限免職処分を見込んで1次案より400人増の2000人を目標に掲げた。マイバッグの持参を促す「レジ袋税」の導入検討やハイブリッド車の大量普及を目指すルールづくりを盛り込んだ。
市民から寄せられた意見のうち、児童相談所の機能強化や市バスの乗り換え無料化など6項目を採用。村山氏は「重点を置く子育て支援策を中心に財源のめどと達成時期も明記した」と話した。
2月3日告示の京都市長選に立候補を表明している4人の選挙に向けた事務所が、市内中心部に出そろった。公職選挙法に基づく事務所は昨年9月に実施された市の新景観政策の適用は除外されているが、各予定候補の関係者は市民感情を考えて景観に配慮した工夫を凝らしている。
自民党、公明党、民主党府連、社民党府連が推す前市教育長の門川大作氏(57)は、自民、民主の府連事務所のほぼ中央という立地条件から、御池通沿いの空きビルに構えた。事務所表示の看板には紺地に白く団体名を入れた。「選挙カーなどは赤で書いたが、看板は派手にならないようにした」という。
共産党推薦の弁護士の中村和雄氏(53)は、昨年の同党参院選候補と同じ場所を選んだ。「景観条例は選挙活動を規制するものではない」とするものの「看板は落ち着いた青色にした」という。室内にげき文や旗は張らず、政党の関係者以外でも入りやすい雰囲気づくりに努めている。
会社相談役の岡田登史彦氏(61)は事務所の看板を白色で統一した。「本当はイメージカラーの赤にしたかったが、周辺の景観に配慮した」という。さわやかさをアピールするため、事務所の周りには花壇を設けた。
市議の村山祥栄氏(29)は車の往来が多く、目立ちやすい場所として御池通に近い空きビルを借りた。前を流れる高瀬川の景観にも配慮し、「立候補予定者のさわやかなイメージに合うよう、派手になることだけは避けたい」としている。
市選管などには、事務所設置に際して条例の規制に関する問い合わせが複数あったという。
市市街地景観課は「事務所は目立たなければ意味がないとは思うが、各事務所で派手な色彩にならないよう考えてもらえれば」と話している。
圧倒的な知名度を持つ弁護士でタレントの橋下徹氏(38)が全国最年少で知事に当選した大阪府知事選。与野党が3極に分かれて激突し、マスコミ報道も過熱した「劇場型選挙」は、「非共産相乗り対共産」の戦いに「無党派」が絡む京都市長選(2月3日告示、17日投開票)に、どんな影響を与えるのか。
選挙期間中に30歳になる仕儀の村山祥栄氏(29)の陣営幹部は「30歳代の知事があり得るなら、30歳代の市長もあり得る。若さと、市議の経験を、20歳代、30歳代や無党派層にアピールしたい」と歓迎した。
京都市長選(2月3日告示)に立候補を表明している同市議、村山祥栄氏(29)の選挙母体となる「よみがえれ!京都」の決起集会が27日、下京区の京都産業会館であり、約650人が集まった。
若手経営者らのグループ「京都市を想ふ会」代表の小川顕彰弁護士が「政治は変わらない、とあきらめてはいけない。無関心といわれる若者をも動かし、市政を変えるのは村山君しかいない」と激励。
村山氏は「党利党略で民意を無視した『共産対非共産相乗り』の構図を許せなかった。現市政は、財政も組織も信頼もガタガタ。しがらみのない私に、不祥事を一掃し、公平公正に改革を成し遂げる力を下さい」と熱弁し、自身のマニフェストを説明した。
京都市の財政をどう立て直すのか。大きな負担になる京都高速道路の未着工3路線に対する考え方を併せて聞きたい。
村山:未着工路線は一時凍結する。京都の交通体系をどうするかという議論ができていないからだ。財政が厳しい中、大型公共工事はすべきではない。財政再建は4年間で職員約1600人を削減し、補助金を整理する。経営戦略質を作り、どう立て直すか、明確に打ち出す。
南部集積地区に企業誘致をはかり、雇用を創出する。観光客はたくさん来ているが、経済波及効果が見えてこない。日帰り客をいかにとどまらせるか、富裕層をどう呼び込むか。大量退職する団塊の世代の人材を活用するため、人材ボランティアバンクを作りたい。
今やるべきことは、長年たまったうみとつけをはき出すことだ。強力なリーダーシップと決断が必要だ。計画を作った後は、職員がしっかりやる。ただ、根本的な部分をぶっ壊して、一から作るのは政治家の役割だ。
京都市長選に無所属で立候補を予定している仕儀村山祥栄氏(29)の講演会は27日、下京区の京都産業会館で、決起集会を開き、支持者ら約650人(主催者発表)が参加した。
村山氏は「同和行政を一掃し、不要な補助金を全廃する。職員の不祥事など市役所にたまったうみをすべて取り除く。市民のための京都を作り上げたい」と訴え、「市民の声はどんな組織よりも強い。市民の思いを選挙にぶつけ、全力で戦いたい」と力を込めた。
また、44項目のマニフェスト案を説明し、「少人数の市民とアンドもひざをつき合わせて市制を語り合いたい」と、ミニ集会の開催に意欲を見せた。
京都市長選に立候補する市議の村山祥栄氏の選挙母体「よみがえれ!京都」の決起集会が27日、今日と下京区の京都産業会館で開かれ、支援者約650人(主催者発表)が勝利を誓い合った。
立候補を要請した「どうすんねん京都」の田中光一世話人が「村山君のしがらみのなさは、まねできない。彼の名前を全市に広げてほしい」と訴えた。同じく立候補を要請した「京都市を想ふ会」んも小川顕彰代表や地元後援会の椎村悌知会長も支援を呼び掛けた。
村山氏は「市役所の組織を解体してしっかりとした土台をつくる。滋賀県の嘉田知事や宮崎県の東国原知事の当選は誰も予測できなかった。あり得ないところから歴史は変わる。みなさんどうか声を上げてください」と決意を述べた。
経歴やマニフェストが映像で紹介され、最後は学生ボランティアの声掛けで「ガンバロー」を三唱した。
2月3日告示、17日投開票の京都市長選を前に、立候補予定者4人のうち3人の訴える姿やマニフェストを紹介する動画がインターネットの動画サイトなどに掲載されている。各事務所が「生の声」を届ける新しい手段としてネット上の動画に期待する一方、市選管は「公職選挙法にただちに抵触するわけではないが、ネット動画は新しいメディアで、グレーゾーン」と状況を見守っている。
市議の村山祥栄氏(29)の事務所は動画掲載を「公選法との関連を見ながら、検討を進めている」と話す。
公選法では告示前に投票を求める事前運動を禁じている。市選管はネットの動画に対する判断事例が少ないこともあって「公選法自体がネットを想定していない。事前運動に当たるような内容なら差し控えるよう勧める」と注意を促す。
27日投開票の大阪府知事選では選挙期間中に街頭演説の様子が動画サイトに投稿され、自由に閲覧できる状態になった。一般人の独自掲載を把握する手段はなく、違法であっても「警戒しようがない」(市選管)状態だ。各事務所でも「初めての経験で、これからの課題になる」とし、違法掲載に注意を払っている。
桝本頼兼市長が今季限りで引退する。桝本市制に対する評価を聞かせてほしい。12年ぶりに新市長を選ぶ市長選で、何を中心に訴えるのか。
村山:予算の選択と集中が徹底されていない。たくさんいい政策を打ち出したが、どこまで実がついたか、クエスチョンマークだ。 争点は、行政不信からどう脱却するか。行政の最大の使命は、市民の税金をお預かりし、きちっと分配すること。不祥事問題で、「なんで一生懸命に仕事をしない職員に税金を払わないといけないんだ」という思いを市民が持っている。信頼してもらえる行政を作る。長年たまったツケ、うみ、いろいろなものを出し切るのが一番大事だ。
同和行政と不祥事問題は関連しているが、同じに扱うべきではない。不祥事防止は公務員の身分保障が最大のネックだ。「クビにならない」という考えが職員の根底にある。信賞必罰を徹底する。分限処分をしっかり導入し、職務怠慢な職員をすべて処分する。もう一つの問題は隠ぺい体質だ。(不祥事は)氷山の一角で、これをどう(表に)出していくか。意識改革を徹底する。実質的に同和行政が終わってないのに、市が「終わった」と言ってることに問題がある。差別をなくすためにも、今ある同和行政を全部終わらせる。
京都市長選の立候補予定者が相次いで出版した本
京都市長選に立候補表明している4人が、それぞれ本を出版した。これまで歩んできた人生や実績、市政への思いがまとめられている。書籍はリーダーとしての見識も示せる。12年ぶりの新人だけの争いだけに、知名度アップの狙いもあるようだ。
昨年12月、前市教育長の門川大作氏(57)=自民党、公明党、民主党府連、社民党府連推薦=が教育長時代に取り組んだ教育改革に関する2冊が相次いで出版された。障害のある子どもたちの教育や高校改革の成果などについて市教委や出版社がまとめており、門川氏が教育にかける思いを語ったインタビュー記事も掲載されている。
門川氏本人も近く自著を出版する予定だったが、選挙直前だけに「選挙のために出したとみられるのはかなわない」と3月に延期したという。
弁護士の中村和雄氏(53)=共産党推薦=は昨年10月、住民団体のメンバーとして携わった京都市の同和行政をめぐる訴訟の内容や、市の不祥事根絶に向けた提言を本にまとめた。中村氏は「マニフェストでは書き切れない問題をアピールし、争点にしてもらいたいと思って書いた」と話す。
また、市議の村山祥栄氏(29)も昨年12月、議員活動を通じて分析した市の同和行政の現状をはじめ、自身の政治姿勢や市政に対する提言も盛り込んだ本を出版した。村山氏は「問題解決に向け、立候補を決意する前に、市長選の争点になればと思って世に問いたかった」と話している。
一方、会社相談役の岡田登史彦氏(61)は、自転車事故で重傷を負った妻の看護を通じて感じた家族のきずなについてつづった半生記を今月、出版した。岡田氏は「本で知名度が上がるとは思っていない。この機に少しでも自分のことを知ってもらいたかった」と説明する。
立候補予定者の関係者からは「新人の争いなので候補者の人柄や実績をどうやってまとまった形で示すか。公約ビラで書き切れない部分を補完するには、本が一番手ごろ」という声も聞こえる。
市選挙管理委員会は「投票の依頼に当たると判断されると、公選法の事前運動になる」と話している。
任期満了に伴う京都市長選は27日、告示の2月3日(17日投開票)まであと1週間となった。桝本頼兼市長の引退表明を受けて、12年ぶりに新人だけで争われる。3期続いた桝本市政の評価とともに、少子高齢化や地方分権の進展の中で今後の京都をどの方向に導くのかが問われそうだ。大阪市長選、大阪府知事選に続く次期衆院選の「前哨戦」とも位置づけられる。
立候補を表明しているのは自民党、公明党、民主党府連、社民党府連が推す前市教育長の門川大作(57)、共産党推薦の弁護士の中村和雄(53)、会社相談役の岡田登史彦(61)、京都市議の村山祥栄(29)の4氏で、いずれも無所属。
政党レベルでは5回連続で「非共産対共産」の構図で争われる。4人以上が立候補するのは、9人が立った1989年の市長選以来19年ぶり。
4人ともすでに事務所を構え、マニフェスト(市政公約)も発表。街頭宣伝やビラ配布で知名度アップに力を入れるなど、激しい論戦を繰り広げている。
2月3日の京都市長選告示まであと1週間。直前の日曜となった27日、立候補を表明している自民党、公明党、民主党府連、社民党府連が推す前市教育長の門川大作さん(57)、共産党推薦の弁護士の中村和雄さん(53)、市議の村山祥栄さん(29)、会社相談役の岡田登史彦さん(61)の4人は人通りの多いイベント会場や繁華街を駆け回った。12年ぶりに新人の争いとなるだけに、小雪が舞うなか、それぞれ知名度アップに力を注いだ。
午後、下京区の四条河原町交差点で自民党の開いた街頭演説会に門川さんが立った。地元選出の伊吹文明党幹事長が「顔を覚えておいてね」と買い物客に呼び掛けたのを受け「市民の皆さん、門川大作です」と笑顔を振りまいた。各種団体のあいさつ回りが中心だったが、28日以降は早朝の駅前にも立つ。「とにかく名前を覚えてほしい」と力を込めた。
中村さんも知名度を高めようと昨年5月の表明以降、街頭演説や集会を重ねてきた。この日も駅前やスーパーの前など12カ所で演説や集会。午後、中京区のJR二条駅前で支援団体と合流すると、政策選択の模擬投票をした若者たちに「中村です」と声を掛けて、がっちり握手した。伏見区のスーパーの前では今月3度目の演説。「市政の刷新を」と手を振った。
村山さんも午後から四条河原町へ。約1時間、行き交う買い物客を前にマイクを握った。立候補表明から2週間足らずだが、駅前で演説したり、ミニ集会をこなしたりしている。知名度を高めようと「出版した著書も読んでみて」とPR。夕方から開いた決起集会でも、スタッフが「売り切れの書店もあり、読んだ方は友人に貸してあげて」と呼び掛けた。
岡田さんは午前中、東山区で開かれた茶会に参加した。午後からは車に乗り込み、伏見区や西京区などの支援者を回った。争点の景観政策などをめぐり、支持者とひざ詰めで話し込み、夕方には事務所に戻ってスタッフと政策の勉強。「まず有権者に政策をしっかり知ってもらう」と話した。今後は知名度を上げるため、街頭での訴えにも力を注ぐ。
来月3日告示の京都市長選まで27日で残り1週間。選挙前最後の週末となることもあり、26日、立候補を表明している4陣営は、マニフェストを発表したり、決起集会を開いたりするなど活発な動きを見せた。
集会には自民、民主、公明の国会議員や地元議員らが参加。門川氏は「1年以内に不祥事の膿を出し切り、同和問題も終結させる。できなかったら4年後に落としてください。退路を断って臨みます」と訴えかけた。
共産が推薦する弁護士の中村和雄氏(53)は、井上哲史参院議員や弁護士仲間とともに街宣車で市内を巡回。商店街などで車を止め、「弱い者の立場に立って、市民の生活を支える新しい市政に変えよう」と通行人に呼びかけた。井上氏も「自公民の大連立では政治は変わらない。政治を動かすのは住民の声。新しい政治を日本全国へ」と支持を求めた。
市議の村山祥栄氏(29)はミニ集会や後援会のあいさつ回りや重点的にこなした。午後には四条河原町の交差点でマイクを握り、「不祥事が多発した京都市が信頼を取り戻すには本当の意味で膿を出し切り、しがらみを断ち切らないといけない」と約40分にわたり訴え続けた。
村山氏は27日には、下京区では後援会の総決起集会の開催を予定している。 洋傘製造卸会社相談役の岡田登史彦氏(61)は同日、5分野35項目からなるマニフェストを発表。緊急経済対策のための100億円を中小企業支援や特別養護老人ホームの建設につぎ込むことが盛り込まれている。
また、昨年9月に施行された「新景観条例」について、JR京都駅より南側では高さ規制を全面緩和するなどの方針が組み込まれている。
12年ぶりにトップが交代する京都市長選(2月3日告示、17日投開票)を前に、読売新聞新聞は25日、立候補を予定している4氏を京都総局に招いて討論会を開いた。相次いだ市職員による不祥事の再発防止策などを巡り、マニフェストに掲げる政策を競い合った。
自民、民主、公明3党が相乗りする前市教育長の門川大作氏(57)、共産推薦で弁護士の中村和雄氏(53)、会社役員の岡田登史彦氏(61)、市議の村山祥栄氏(29)が参加した。
職員の不祥事防止について、〜中略〜村山氏は「信賞必罰を徹底するしかない。分限免職で、職務怠慢な職員を処分する。職場での隠ぺい体質をなくし、意識改革を進める」と述べた。討論会では、京都の街の活性化策や財政再建、市長像についても意見を交わした。
2月3日告示の京都市長選に立候補を予定している4氏が24日、朝日新聞新聞京都総局が開いた討論会に参加し、職員不祥事が相次いだ市役所の改革や財政の立て直しなどで議論を戦わせた。
緊急の課題について村山氏は「市役所の信頼回復」を挙げた。市役所改革で村山氏は「隠ぺいより表に出すことを徹底」と話した。税収確保策では村山氏は「行政が無駄を削減。広告収入などの確保も必要」と述べた。
2月3日告示の京都市長選に無所属で立候補を表明している市議の村山祥栄氏(29)の事務所開きが24日、中京区木屋町通御池上るであった。
村山氏は支援者ら約200人を前にあいさつ。
「市民が望んだのは、不祥事続きの市役所から候補者を出さないでほしい、選択肢のある選挙をしてほしいということ。皆さんと究極の草の根選挙をやりたい」と訴えた。
京都市長選(2月3日告示、17日投開票)に立候補する同市議の村山祥栄氏(29)の選挙母体となる「よみがえれ!京都」が24日、中京区木屋町御池上るの事務所開きをした。支持者約250人が集まった。
村山氏に出馬要請した企業経営者らのグループ「どうすんねん京都」の畑本久仁江さんが、「選挙に関心がないとされる多くの人の気持ちを揺り起こし、歴史を変えよう」とあいさつ。村山氏は「不祥事続きの市役所内部出身でもなく、与党相乗りでもない私でなければ、うみを出し切り、京都市を立て直すことはできない。民意を受け、究極の草の根選挙をやって、市民の力がどんなにすばらしいかを見せたい」と訴えた。
2月3日に告示される京都市長選で、無所属で立候補を予定している市議の村山祥栄氏(29)の選挙母体となる後援会が24日、中京区木屋町御池上るに事務所を開設した。事務所開きには、若手経営者など支持者ら約200人が集まった。
村山氏はあいさつで、「民意のある選挙で政策論争をして、市民の声を反映した市政を行いたい。今まで市政にたまったうみやつけを一掃し、崩れかかった財政を立て直す。世界の京都という前に、市民のための京都を作りたい」と訴えた。
京都市長選の各立候補予定者が作成したマニフェストの冊子と第一次案。これをもとにビラを作る
2月3日告示、17日投開票の京都市長選で、これまで運動期間中に配布できなかった選挙運動用ビラが配布できるようになる。4人の立候補予定者は政策論争を盛り上げようとマニフェスト(市政公約)を記載したビラを準備するが、枚数制限(7万枚)があり、いかに効果的に有権者に届けるか、知恵を絞ることになりそうだ。
市長選では前回まで、告示後に選挙はがき以外の印刷物は配れなかった。昨年2月の公職選挙法改正で、候補者の名前や写真、公約などを記した選挙運動用のビラ(A4判)の配布が国政選挙のほか市町村の首長選挙でも認められた。
政令市の場合、衆院小選挙区と同じ2種類、7万枚まで選管交付の証紙を張れる。約46万円を上限に公費負担を受けられる。
市内には約60万世帯あるため、全戸配布はできない。配る方法も新聞折り込みか選挙事務所、個人演説会場、街頭演説での手渡しに限られる。そこで掲載するマニフェストや配布の仕方に工夫を凝らす。
自民、公明、民主府連、社民府連が推す前市教育長の門川大作氏(57)は支援者の意見を踏まえ、職員1000人以上削減など124項目の政策を掲げたマニフェスト集と物語風に仕立てた簡略版を作った。
共産党推薦の弁護士の中村和雄氏(53)は25項目の政策を「市政刷新プログラム」にまとめた。市発注の公共工事で、1000円以上の時給を保証する条例案も作った。
会社相談役の岡田登史彦氏(61)は100億円の緊急経済支援など10項目を盛り込んだ一次案を示した。京都市議の村山祥栄氏(29)も市職員の不祥事根絶などを柱とする44項目の一次案を発表。両氏とも近く正式なマニフェストをまとめる予定だ。
ある立候補予定者の事務所は「枚数が有権者の1割にも満たないが、新たな支持者を広げられるように効果的な配り方を考えたい」としている。
「ガソリン国会」で対決色を強める自民、民主。だが、1月21日の夜の京都市左京区のホテルでは、民主副代表の前原誠司を筆頭に地元選出の両党の府議や市議が分け隔てなく並んだ。
昨年4月の統一地方選の同区選挙区でトップ当選を果たした村山祥のお膝元で、門川大作は約700人を集め、訴えかけてきた。 「1ヶ月あまり京都市内あちこちを回っています。その多くの意見がマニフェストに反映されています」
公明を加えた3党の微妙なバランスのうえに立つ門川は年始から各党の関係業界にあいさつ回りを始めた。それぞれの議員後援会なども回り、1日20会場以上をはしごすることもある。
7年近く教育長としての手腕や政府の教育再生会議委員として実績があり、その存在は教育界では広く知られるが、市長選ではあくまで新人。顔を覚えてもらうことが決としており「どぶ板」に徹する。陣営幹部も浸透し始めてきた手応えを感じているようだ。 だが、それぞれの市議や府議はまだ動き出したばかり。民主府連幹部は言う。「緊張感はまだ感じられない。共産を利するわけには絶対にいけないんだから、ちゃんと自分の票を掘り起こさないといけない」
その共産が推す中村和雄は去年5月、早々と出馬表明をしたが、その会見の席上、こんなやりとりがあった。
「すべての政党とお話したい」
共産などで組織する「民主市政の会」との関係を問われた中村は、こう答えて他党に政策協議を申し入れる意向を示した。実際、自民、民主、公明だけでなく、京都商工会議所などにもその後、政策協議を持ちかけたが、革新勢力に支えられた中村の打診に対して返事は当然、「ノー」だった。その結果、政党では共産のみの、推薦が決まった。
「すべて真剣に呼びかけた。今回はパフォーマンスでも何でもない」と陣営幹部は打ち明ける。
背景には、盤石を誇った組織の弱体化がある。過去の市長選では平成8年に井上吉郎が当時新人の桝本頼兼に4000票に迫ったのを最後に、12年は約7万票差の21万票、16年も17万票と約6万票差がついてい る。
陣営は民主市政の会とも一定距離を置くことで、共産の「政治色」を薄めようとする。経済会や医師会向けのマニフェストも用意し、非共産支持層の取り込みに躍起だ。 「弁護士や医師などを中心に、効果は出てきている」と陣営幹部は強調する。だが、浮動票を幅広く取り込む手応えまでには至っていない。
市議の1人は話した。「与党の批判票はある程度、村山にも流れるだろう。それだけに浮動票を取らないといけない」門川の大規模集会と同じ、1月20日、京都市中京区では村山のミニ集会が行われていた。
「政党相手に1人で勝てるわけないと普通は思います。でも、市民が本気になったら覆せるんです」
村山は集まった約20人の若者に話しかけた。これまで投票したこともない若者層。ダーツバーやライブハウスなどさまざまな場所でこぢんまりとした集会を開き、賛同した参加者に新たな集会を頼む「数珠つなぎ」の前哨戦を展開している。
「2極批判」を掲げて出馬を決めた経緯もあり、門川、中村の批判票の受け皿ともなるはずだと陣営は期待する。不動産会社を経営する後援会幹部は「うちの業界は自民やし集会には参加するけど、実際のところは自主投票や」と話す。
一方で、急遽出馬表明したことに対し、支援者には戸惑いもある。8つある後援会の間では明確な連携態勢はなく、後援会幹部はこう話す。正直、後援内でも力の入れ方に温度差がある。それぞれができる範囲のことをするしかない」。
三者三様の「課題」を抱えていながら告示は刻々と近づいている。
2月3日告示の京都市長選に立候補表明している市議の村山祥栄氏(29)は23日、44項目のマニフェスト案を発表した。相次ぐ職員不祥事の根絶に向けて、桝本頼兼市長が現業職員の採用凍結やまち美化事務所の統廃合などを決めた「信頼回復と再生のための抜本改革大綱」を早期達成すると訴えた。行財政改革として、4年間で全職員約1万6000人の1割(1600人)を削減するとしている。告示前に最終マニフェストを発表する。
マニフェスト案では、財政再建のため、京都高速道路の未着工3路線や地下鉄延伸計画を1時凍結する。旧同和対策事業の関連施策を完全終結すると主張し、コミュニティセンターの全廃(4年以内)や、市営浴場の直営廃止(同)などを公約した。
また、子育て、就労など六つの重点施策を掲げ、子育て世帯を対象にした公営住宅の優先入居や、児童相談所の機能強化などを実現するとしている。
記者会見で村山氏は「市民の信頼回復が市政運営の大前提。すべての不祥事を表に出し、職員の賞罰を徹底したい」と話していた。
「政策論争がない」。今月20日、前市教育長の門川大作を支援する団体の事務所開き。壇上に立った市長の桝本頼兼は今の前哨戦のありように不快感をあらわにし。批判の矛先を29歳で立候補表明した市議の村山祥栄に向けた。口を突いて出たのは政策論争ではなかった。
「市議や国会議員に、若くして立候補するのはいい。だが、市長ではそうはいかない。勉強して経験を積んでからというのでは危うい」
「2極選挙」。伝統的に革新勢力が強い京都では共産市政を阻止するために非共産勢力が「相乗り」そて戦う構図が定着していた。
今回、相乗りが原則禁止されている民主から担ぎ上げられた門川が、自民に支援要請するという手順を踏んで出馬表明。公明を含めた与党3会派が足並みをそろえて桝本の後継者、門川を推し、昨年5月に出馬表明した共産推薦の弁護士、中村和雄と争う構図に落ち着いたかに見えた。
その2極では民意が反映されないと割って入ったのが村山だった。決まりかけていた枠組みは、市議会で与党会派とともに桝本を支えた村山の"離反"で揺らぎが生じている。
1月11日午後、村山は自民党府連を訪れた。「候補者は庁外(市役所外部)から出すべきだと私は主張してきた。筋を通すために私自身が出馬することを決めました」
村山は門川と府連幹事長、田中セツ子に告げた。同調していた与党会派との決別宣言だった。
翌12日、与党会派3会派の議員連盟の総会で田中は居並ぶ市議、府議を前に「従来のように2極でのうのうと戦う選挙ではなくなった。各自が自分の票を掘り起こす必要がある」と警戒感を示した。門川も村山の出馬表明後、「庁内出身者で改革ができるのはこの門川しかいない」と批判を意識した発言が増えている。
村山の「決別」に、なぜ磐石な組織力を持つ門川陣営がこう反応を示すのか。その鍵は「2極」と「庁内」の歴史をひもとけば自ずと浮かび上がる。
「元年の選挙と似てきてた」。今回の選挙戦について、こう感想を持つ陣営幹部は多い。
平成元年の市長選は昭和60年以来の6回の選挙で唯一、主要政党レベルで「2極」が崩れた。自民を中心に、公明、民社が担いだのが昭和46年以来初めての庁外候補、府医師会会長の田辺朋之。対する共産は木村万平を推薦。選挙は有力4人を含む新人9人による混線となり、田辺はわずか321票差で木村に辛くも競り勝った。
「2極」にこだわった門川擁立の背景にあるのは当時から続く「強い共産」という残像である。
その共産が推す中村陣営では村山の出馬表明を機に、にわかに活気づいている。 「民主票は村山に流れるだろうし、何よりも投票率が上がる。万平さんの選挙以来のチャンスだ」。陣営幹部はこう話す。
過去の市長選では、共産推薦候補は6回連続で非共産勢力に敗れはしたものの、接戦となった元年に続き、8年の選挙でも4000票差まで迫った。
陣営幹部は「新人対決では毎回接戦を演じており、3度目の正直を狙いたい」と続けた。
一方、「非共産」で足並みがそろったはずの門川陣営にはきしみもある。 先に門川氏の擁立に動く「勇み足」を演じた民主に対し、自民党幹部は「民主は候補を担ぎ出しておきながら結局、選挙をやるのは自民や」と皮肉る。 実際、陣営の体制は前回の市長選と同っ用に事務局以下、部長職などの要請はすべて自民の関係者が就く。推薦でも自民、公明が党本部決定なのに対し、民主は府連推薦にとどまっている。
自民市議の1人は「いろいろあったが、教育者としての門川を悪くいう議員はいない。各議員が自分の選挙と思えば負けるはずがないよ」と言い聞かせた。
2月17日投開票の京都市長選で、立候補予定の市議、村山祥栄氏(29)が23日、6分野44項目からなるマニフェストの第1次案を発表した。不祥事根絶や行財政改革、子育て支援を重点施策として挙げた。
不祥事根絶については、一昨年8月に臨時市議会でまとめられた「信頼回復と再生のための抜本的改革大綱」を1年以内に達成するほか、職務怠慢事案の掘り起こしなどを盛り込んだ。行財政改革では4年以内に職員を10% 削減することや、各種補助金の見直しを掲げた。
子育てしえんについては、一時保育や延長保育の拡充、子育て世帯の公営住宅への優先入居などを挙げた。村山氏は「市民から案を募集して反映し、来週中に最終稿を仕上げたい」と話している。
2月17日投開票の京都市長選に立候補を表明している同市議の村山祥栄氏(29)は23日、中京区の市役所で会見し、44項目のマニフェスト1次案を発表した。4年間で市職員10%削減、有償ボランティア制度の創設、全補助金の見直し、1学区1学童保育の設置など。市民からの意見を募集し、来週中に最終案を作成する。
案では緊急対策として、信頼回復と不祥事根絶、行政改革、財政再建、同和事業完全終結の4テーマを掲げた。具体策として、分限処分徹底実施や、経営戦略室の設置、補助金の外部事後評価制度の導入などを挙げた。
また、将来に向けての施策として子育て支援、格差教育是正、高齢者障害者対策、総合的交通体系ビジョン作成、産業振興、温暖化対策の6テーマを示した。【藤田文亮】
2月3日告示の京都市長選に立候補を表明している村山祥栄市議(29)が23日。44項目のマニフェスト1次案を発表し、立候補予定者4氏が公約する基本政策がそろった。数値目標の設定などは4氏でばらつきがあるが、絵や写真を使うなどして有権者が手に取りやすい工夫も凝らす。
村山氏のマニフェストは「あかんもんはあかん」と題し、項目ごとに「1年以内」「4年間で10%」といった具体的な達成目標を掲げた。 記者会見で、「市民の信頼を回復する行政づくりが根底にある」と説明。緊急対策として市政の信頼回復と不祥事の根絶、行政改革の断行、財政再建、同和事業の完全終結を列挙した。
「明日の京都市に向けた六つの重点施策」では、女性が安心して働け、子育てできる環境づくり、都心部と周辺部の教育格差是正などを挙げた。今後、市民の意見を踏まえた第2次マニフェストを発表する予定で、注釈をつけてわかりやすい内容を目指す。
京都市長選に立候補を予定する村山祥栄市議(29)は23日、44項目のマニフェスト(市政公約)を発表した。不祥事の根絶を柱に、高速道路建設と地下鉄延伸の一時凍結や職員削減で財源を捻出(ねんしゅつ)し、子育て支援などに充てるとした。
基本方針とする「行政不信と財政危機、将来不安、同和行政、既得権益からの5つの脱却」を具体化。信頼回復へ向け、市役所の業務改革や職員指導を盛り込んだ市の「抜本改革大綱」を1年以内に達成し、分限処分と信賞必罰を徹底する。
行政改革は4年間で職員を1600人削減するほか、窓口サービスの時間延長と土日開庁を2年以内に始める。財政再建へ向け業務の民間委託を拡大。来年度末で補助金をいったん全廃して再申請させ、第三者機関で必要性を精査するとした。
同和行政では「完全終結」を目指した「コミュニティセンター」の全廃と市民利用の拡大、子育て支援では一時・延長保育の拡充と全小学校区での学童保育施設設置、高齢者施策では退職した人の経験を生かす人材ボランティアバンクの創設を盛り込んだ。
このほか▽市内の「教育格差」の是正▽駐輪場の大幅増設▽温暖化防止へ向けマイカーの市中心部乗り入れ規制を検討−などを掲げた。告示までに改訂版を発表する予定で、村山市議は「意見を寄せてほしい」と市民に呼び掛けている。
京都新聞社は23日、2月3日告示、17日投開票の京都市長選に立候補を表明している自民党、公明党、民主党府連、社民党府連が推す前市教育長の門川大作氏(57)、共産党推薦の弁護士中村和雄氏(53)、会社相談役の岡田登史彦氏(61)、京都市議の村山祥栄氏(29)の4氏を中京区の本社に招き、討論会を開いた。争点になる新景観政策のあり方や市役所改革などをめぐり、論戦を繰り広げた。
引退する桝本頼兼市長の3期12年を、門川氏が「バブル崩壊と重なる厳しい時期に職員削減など多くの改革を成し遂げた」と評価したのに対して、中村氏は「職員不祥事が根絶できず、格差を広げた」、岡田氏も「失業者が増え、景観条例も悪法」と批判。村山氏は「改革の姿勢はよかったが、不祥事問題を含め踏み込みが甘い」とした。
不祥事根絶に向け、中村氏は「(背景に)同和運動団体の特別扱いがあり、同和行政を完全終結させる」と強調。村山氏も「問題が起きても職員をクビにできない。信賞必罰を徹底する」と主張、岡田氏も「特定の団体にくみせず、上司の責任も明確にする」とした。門川氏は「反省すべきは反省し、うみは出し切る。不祥事を1年以内に根絶する」と力を込めた。
市街地の高さ規制などを強化した新景観政策は、門川氏が「未来を展望した世界からも注目される政策」、中村氏が「遅きに失したが、基本的には評価したい」、村山氏も「町並みのスカイラインが整い、よかった」と支持したのに対し、岡田氏は「市民の所有権が侵害された。十分な議論がなく実施したのは間違い」と反論した。
4氏とも厳しい財政状況を踏まえ、行財政改革の必要性を訴え、門川氏は「1000人職員削減」、岡田氏は「団体補助金見直し」、村山氏は「組織の解体」、中村氏は「大型公共事業の中止」などの主張を展開した。
「市役所外部のトップじゃないと改革派できない」「外部から来てガタガタになった例もある」。23日、京都新聞社で行われた京都市長選立候補予定者4にんによる討論会では、教育格差や市政改革などをめぐり激しい応酬があった。2月3日に告示が迫る。12年ぶりの新人だけの争いに、指摘された批判を押し返す論戦に火花が散った。
職員不祥事を生む市役所改革を断行する望ましい市長について。「庁内候補では駄目だ」と立候補を決意した京都仕儀の村山祥栄さん(29)も、「改革できるのは外部候補しかない」と同調し、若さを前面に改革していく姿勢をアピールした。
庁内候補の門川さんは冷静を装いながらも「民間企業でも社内のリーダーが立て直した例は多い。逆に外から来てガタガタになった例もある」とやり返した。
同和行政をめぐり京都市と運動団体との関係を厳しく批判する中村さんも「団体との特別扱いを断ち切る」と断言。これに再び門川さんが「中村先生を応援する運動団体が推薦した職員の不祥事もあった。相手の批判ばかりでは改革は無理だ」と反論すると、村山さんが「職員への信賞必罰の徹底を」、岡田さんも「社長時代にほぼ全員を面接した。面接が意識を変える」と論戦に加わるなど討論は白熱した。
村山:市会与党の一員として是々非々で評価してきた。財政の非常事態宣言以降の財政再建や人員削減をはじめ、特に交通局の改革は目を見張るものがある。ただ、どれも踏み込みが足りない。不祥事の再発防止に向けた抜本的改革大綱をまとめたことは高く評価が、策定から一年半たっても断行できていない。財政再建も非常事態からの脱却をもっと強く打ち出さないといけない。赤字は続き、借金を減らせていない。アドバルーンを打ち上げるのはいいが、実行し完結したかを検証しないといけない。
市民が納めた税金をどう配分するか、施策の優先順位があいまいだった。桝本市長にも尋ねたが、返事は「あれも大事、これも大事」。政策方針は評価するが、優先順位がないためどれも中途半端。新政策を打ち出しても予算がつかなかったりするのは問題だ。
市組織解体し創造へ 村山氏
市長に就任した場合、どのような政策に重点的に取り組むか、その実現のため、市長のリーダーシップをどう発揮していくか。
村山:市役所の組織を解体し、どう創造していくか。それが最重点だ。過去のしがらみをいったん断ち切りうみを出し切り、ツケを清算する。そうしないと再出発できない。それは市役所の内部の人ではできない。政治家の命懸けの決断が求められる。 補助金は時期を求めていったん全廃して必要ものを残す。事業は民間に託しても大丈夫なもの、行政が絶対やるべきものなどを分類し、コスト削減を徹底する。そのうえで将来に向けて最も打ち出すべきなのは、少子高齢化対策。子育て支援には相当の財源を割く。
財政を甘く見ているのではないか。正直言って国が信頼できない。交付金をどんどん減らし、財源の面倒みるからやれということが続いている。市が独立してでもやっていくぐらいの危害で対策をとらないと財源が行き詰まる。
議論深め中身変更を 村山氏
村山:昨年九月から新景観政策が実施された。規制強化による影響も出ている中、政策をどう評価し、古都・京都の景観をどう守るか。実現してよかった。市議会でも賛成した。警官をつくる上で建物の高さをそろえることは大事だ。だが美観地区指定など細則は早急すぎた。市も方針を途中でころころ変えたが、百年先を考えるならもう少し議論すべきだった。例えば北山は1980年代後半からの開発で近代的デザインの設計物が多く、その方向で発展が望める。逆に門前町は完全に残すべきだ。文化形成を含めてもっと議論し、政策の中身を替える必要がある。
信賞必罰で分限免職 村山氏
村山:同和団体の優先雇用もあるが、一番の問題は採用後だ。その責任を逃れている。根源は公務員の身分保障が強すぎ、問題を起こしたり、仕事をしない職員を簡単にクビにできないこと。職員は少し問題を起こしても、しばらく休めば復帰できると考えている。信賞必罰で分限処分を徹底し、断固たる姿勢を見せるべきだ。
市役所に自浄作用がないことは、皆が認めている。外部からの人材を求めないと。
門川さんは一年で不祥事根絶というが、この一年半でもできなかった。また、いろんなシステムをつくると主張されるが、現在の仕組みも機能していない。各課長に期限を区切って不祥事を報告させ、それで発覚したら、職場を把握しているということで評価したらいい。期限以降に出たら、そのポストを失うよ、というのも一案だ。
村山:医療、福祉の予算は財政の三分の一を占め、今後、十億、百億単位で膨らむが、水準の維持が大事だ。社会保障費を増大させないため、例えば高齢者が寝たきりにならないよう予防医療や生きがいづくりなどが必要だ。財源は、財政再建を最優先にして捻出する。サービスの一部低下も含め痛みを伴う改革をする。税や市民負担を上げずに、徹底した緊縮財政で乗り切る。
人件費で圧縮する数字を突き詰めるべきだ。この四年間で真価が問われる。民間委託はどんどんやるべきだが、ごみ収集などのコストは直営と変わらないのもあり、見直すべきだ。
村山:今回の選挙に市民が期待しているのは、不祥事続きを改革できる外部の候補者であり、政策論争だ。市民には自分たちの声が反映されない選挙になるというあきらめが渦巻いていた。私は市民不在の選挙をしてはいけないと思って出馬を決めた。現状維持か、抜本改革か市民に選んでいただきたい。京都市の行政を一度清算して市の土台づくりをしたいと思う。
京都市長選でしないの複数の環境団体が21日、京都高速道路の未着工3路線のあり方について立候補予定者4人に出した質問状の回答を公開した。 過去の市長選では与党が建設を推進し、共産が撤回を掲げるなど争点の1つとなっており、今回は11日に公開質問状を出していた。
3路線は・堀川線(下京-伏見両区間3.7キロ)・久世橋線(伏見-南両区間3.1キロ)・西大路線(右京-南両区間4キロ)で、総事業費約2900億円が見込まれている。
市議の村山祥栄氏(29)は「財政再建を最優先で、一次凍結すべき。自転車の有効活用が重要で駐輪場整備などを展開する事があるくまち京都に必要」と主張。
これまでの京都市長選で建設賛成と反対の立場に分かれ大きな争点となってきた市内の高速道路計画について、2月の市長選に立候補表明している前市教育長の門川大作氏(57)は21日のマニフェスト発表会見で「4年間着工することはない」と述べ、事実上凍結する考えを明らかにした。ほかの立候補予定者3人も「凍結」や「争点化しない」などの姿勢を示しており、今回は争点としてはトーンダウンしそうだ。
市内には2011年3月までに全線が開通する油小路線、新十条通のほか、未着工の久世橋線、西大路線、堀川線の計画があるが、3路線で計約2900億円もの建設費が見込まれており、門川氏を推す市議会与党の民主、公明両党が3路線の凍結を求める政策提言をしていた。 門川氏はマニフェストで「総合的な交通体系の構築や財政状況等を勘案して在り方を検討する」との表現にとどめたが、会見で「実質的に4年間着工することはない」との考え方を示した。
立候補予定者で共産党推薦の弁護士中村和雄氏(53)は3路線を中止、京都市議の村山祥栄氏(29)も「公共交通網の在り方を明確にすれば完全凍結が可能」とする。会社相談役岡田登史彦氏(61)は「基本的に賛成」としつつ、選挙では争点にしない構えだ。
19日夕、地元・左京区の後援会の役員会に出席した村山氏は、「市役所の外部の人間が命がけで取り組んででこそ、市政を変えられる。市民から声を上げれば、必ず勝てる」と力を込め、市内全域でのミニ集会開催やポスター掲示などの協力を求めた。
15日に出馬表明したばかりで、草の根選挙を掲げて支援者らへのあいさつ回りとミニ集会を続けている。重点を置くのは20〜30歳代の若者層。若手経営者らで作る後援会の協力で16日に右京区で開いた集会には、定員の倍以上の約50人が集まった。少人数でひざをつき合わせて、一緒に市政について語る場を作っていくという。
24日に事務所を開設し、27日に決起集会を開く。街頭演説も増やす計画だ。陣営は「政策で選挙を戦い、市民の声が届く市政を実現させたい」としている。
京都新聞 01月16日京都市議の村山祥栄氏(29)が15日、京都市中京区のホテルで記者会見し、2月3日告示、17日投開票の市長選に無所属で立候補することを正式に表明した。
村山氏は「閉塞(へいそく)感ある京都の政治に対する市民の声の代弁者として決死の覚悟で立候補を決意した」と述べ、選挙では行政不信や財政危機、同和行政などからの「5つの脱却」を訴えるとした。
市議会与党の候補者選考については「民主党が単独での独自候補擁立に至らず残念。3極なら決意しなかった」と語った。
村山氏は京都市出身、専修大卒。リクルート勤務を経て2003年の市議選で初当選。市議会の会派には所属せず、現在2期目。左京区選出。
市長選には自民党、公明党、民主党府連が推す前市教育長の門川大作氏(57)と共産党推薦の弁護士の中村和雄氏(53)、会社相談役の岡田登史彦氏(61)のいずれも無所属新人が立候補を表明している。
2月17日の投開票まで約1ヶ月に迫った京都市長選は、村山祥栄市議(29)が15日に正式に名乗りをあげ、無所属新顔4人が争う構図になった。前市教育長の角川大作(57)=自民、公明、民主府連推薦=、弁護士の中村和雄(53)=共産推薦=、洋傘製造卸会社相談役の岡田登史彦(61)の3氏も、2月3日の告示へ向けて取り組みを活性化させている。
村山氏は記者会見で「市民の声は『改革を断行できる市役所外部の候補』。市民が求めているのは政策論争のできる、実質的に選択肢のある選挙だ」と主張。「負の遺産の精算、京都市の解体と新たな創造は、しがらみのない私にしかできない」と、立候補の理由を語った。
現場からの改革などを揚げ、具体的な取り組みとして地下鉄・高速道路建設の一時凍結のほか、職員の信賞必罰徹底などを揚げた。
選挙戦については「組織に頼らず、市民と一緒になった選挙づくりをやっていく」とし、政党や団体に支援は求めないとした。市議の任期を残して市長選に立候補することには「市のために汗をかきたいという姿勢は変わらない」と理解を求めた。
2月3日告示の京都市長選で、村山祥栄市議(29)が15日、無所属で立候補すると正式表明した。現職の桝本頼兼市長は今期限りで引退する意向で、新顔の立候補表明は4人目。
同市内で記者会見した村山氏は「市民のための京都であり続けるため」として、行政不信、財政危機、将来不安、同和行政、既得権益の5項目を挙げて「脱却」を主張。地下鉄や高速道路建設の一時凍結なども掲げた。
村山氏は神奈川県知事に転じた松沢成文衆院議員(当時)の秘書や、リクルート勤務などを経て、03年の市議選で初当選。現在2期目。
任期満了に伴う京都市長選(2月3日告示、17日投開票)で15日、同市議の村山祥栄氏(29)=左京区=が正式に出馬表明した。村山氏は会見で「実質的に市民の選択肢をなくしてしまう候補者選びは許せない。市役所内部出身ではなく、しがらみのない私が市政の解体と創造を実行する」とアピール。自民・公明・民主による前市教育長、門川大作氏(57)の相乗り擁立を痛烈に批判した、【藤田文亮】
村山氏は専修大法学部卒。リクルート勤務を経て、03年に同市議に初当選した。
村山氏は、市内の経営者らで作る二つのグループのほか、メールや電話など個別にも多数の立候補要請があったと話し、「不祥事続きの市役所を改革し、政策論争ができ、選択肢のある選挙を実現する為、立候補を決意した」と述べた。また。自身がかつて秘書を務めた松沢成文・元衆院議員(現神奈川見知事)からも「応援するので、とことんがんばりなさい」と背中を押されたことにも触れた。
村山氏は市議職を辞職せず、立候補に伴う自動失職を選択する方針で、左京区選挙区(定数9)の市議補選は実施されず、欠員1となる見込み。
同市議選では村山、門川両氏のほか、いずれも無所属新人で、▽弁護士、中村和雄氏(53)=共産推薦▽洋傘製造卸会社相談役、岡田登史彦氏(61)が出馬表明している。民主府連は門川氏推薦を党本部に申請中。
2月17日投開票の京都市長選で、京都市議の村山祥栄氏(29)が15日、無所属で立候補を表明した。同日の記者会見で村山氏は「非共産候補が自公民の相乗りで、選択肢のない選挙を市民に押し付けている」と語った。財政再建などを訴え、指示を求める。
村山氏は京都市出身で専修大法卒。松沢成文衆院議員(現神奈川県知事)の秘書などを経て2003年に市議に初当選。市議会では唯一の無所属で現在2期目。
京都市長選の告示まで半月余りに迫った15日、市議の村山祥栄氏(29)(左京区、無所属)が出馬に名乗りを上げた。自民、民主、公明の市長与党3等が擁立する前市教育長の門川大作氏(57)と、共産党が推薦する弁護士の中村和雄(53)の相乗りVS共産の戦いに、村山氏と会社役員の岡田登史彦氏(61)の2人の無党派が絡む新人4人の争いになりそうだ。
村山氏は専修大法学部卒。会社員、衆院議員秘書を経て、2003年に市議に初当選し、現在は2期目。
村山氏は記者会見で、「選択肢が少なく、民意が反映されていない。市民不在の選挙だ」と相乗りを批判し、「政党の支援は求めない」と無党派をアピールした。
「市民が望んでいるのは、改革ができる市役所外部の候補だ」と訴え、職員不祥事の一掃や財政危機からの脱却、同和行政の終結などを公約に掲げた。
4人目の立候補表明に、各陣営から「投票率が上がるのでは」「票を奪われる」などの声が上がった。門川陣営は「浮動票が取り込まれるなど、どの陣営にも影響が出るはず。門川氏の教育時代の実績を打ち出し、地方議員がフル回転する」と力を込めた。中村陣営は「候補者が増えることで関心が高まる。政策論争が深まるのは大歓迎だ」と受け止めた。岡田陣営は「市議も庁内の人間で、市役所の改革派難しい」と話していた。
2月17日に投開票される京都市長選で、15日に出馬表明した市議の村山祥栄氏(29)は「『市民のための京都』であり続ける為の5つの脱却」とする政治姿勢も明らかにした。マニフェスト(政権公約)の基礎にするという。
「脱却」するべき5項目に挙げたのは、行政不信・財政危機・将来不安・同和行政・既得権益。行政不信を招いている不祥事を一掃する必要があるとし、「信頼されない行政はもはや行政の役割を果たしていない。京都市を誇りに感じてもらえる行政に再生させる必要がある」と述べた。
行財政改革などが最重要課題とする見解を示すとともに、「京都市長に求められているのは世界の京都としての顔ではなく、市民のための京都だ」と述べた。
2月17日に投開票される京都市長選で、同市議の村山祥栄氏(29)が15日、同市内で記者会見し、無所属で立候補すると正式表明した。一時は非共産相乗りvs共産の「2極選挙」の構図になるとみられたが、村山氏の出馬で他陣営から「票が読めなくなった」と声が上がるなど、にわかに混戦の様相を帯びてきた。
村山氏は会見で「市民は圧倒的に市役所外部の候補を求めている。その思いを一身に受け、決死の覚悟で決意した」と述べた。
村山氏は平成15年に市政史上最年少で初当選後、政党色がない無会派に所属。2期目となる昨年4月には左京選挙区でトップ当選し、これまでに複数の団体から出馬要請を受けていた。
これに対し、前市教育長の門川大作氏(57)を相乗りで擁立した自民、民主、公明の市議会3会派は12日、合同で議員団総会を開き、引き締めを図った。「保守票が割れ、伝統的に強い共産を利してしまうことにならなければいいが…」との声も聞かれる。
その共産が推薦する弁護士、中村和雄氏(53)の陣営も「票の目減りは覚悟しないといけないだろう」と警戒している。
一方で、新たな候補者の参入で「選挙の注目度が高まるし、投票率も高まるだろう」との期待も高まっており、投票率アップに伴う「浮動票」の獲得を視野に、各陣営は前哨戦を本格化させ始めている。
市長選にはほかに洋傘製造卸会社相談役、岡田登史彦氏(61)が出馬表明している。
2月の京都市長選で、京都市議(無所属)の村山祥栄氏(29)が15日、記者会見し、無所属で立候補すると表明した。若手経営者らの市民団体などが出馬を要請していた。村山氏は「不祥事が続く市役所の改革を断行するため、市民は(市役所)内部からではなく外部からの候補を求めている。」と述べた。
村山氏は03年の市議選で市政史上最年少で初当選した。左京区選出で現在2期目。市長選は、自民、公明党と民主党京都府連が推薦する前市教育長の門川大作氏(57)と、共産党推薦の弁護士中村和雄氏(53)、洋傘製造卸会社相談役の岡田登史彦氏(61)が出馬を表明している。
2月17日投開票の京都市長選で、同市議の村山祥栄氏(29)が15日、京都市内で記者会見し、無所属での出馬を表明した。
同氏は京都市出身。松沢成文衆院議員(現神奈川県知事)の秘書などを経て、2003年に市議初当選。無所属で現在2期目
2月3日告示の京都市長選で、市議の村山祥栄氏(29)=無所属=は11日、15日に立候補を正式表明すると発表した。
村山氏の立候補に伴い、市議の左京区選挙区(定数9)に欠員が出る。23日までに市選管に辞職の通知があれば、市長選と同時に市議補選が行われるが、村山氏は市長選告示日まで市議を務める意向で、補選は実施されない見通しだ。
2月3日告示、17日投開票の京都市長選に、村山祥栄市議(29)=左京区選出=が10日、無所属で立候補することを事実上、表明した。同市長選には、すでに自民党、公明党、民主党府連が推す前市教育長の門川大作氏(57)、共産党推薦の弁護士の中村和雄氏(53)、会社相談役の岡田登史彦氏(61)のいずれも無所属新人が名乗りを上げており、新人4人による争いとなりそう。
政党レベルでは過去4回の市長選と同様に「非共産対共産」の二極構図で争われるが、4人以上の立候補は有力4人を含む9人が立った1989年以来19年ぶり。歴史都市京都の未来の方向性や市役所改革などを争点に、次期衆院選もにらみながら激しい選挙戦となる見込み。
村山氏はこの日、中京区のホテルで支持者らを前に、「(立候補すべきか)思い悩んだが、皆さんの思いをしっかり受け止め、前向きに全身全霊で頑張りたい」と決意を述べた。近く正式に立候補を表明する。地元左京区の後援会を軸に市内で支持を広げる構えで、今後は若手経営者らでつくる「京都市を想ふ会」や支持者らで構成する「どうすんねん京都」など支援団体が実働部隊として動く。
村山氏は京都市出身、専修大卒。リクルートを経て、2003年の市議選で初当選。市議会会派に所属せず、2期目。
市長選に向けては、門川氏が市議会与党のほか、京都商工会議所や連合京都など各種団体でつくる選挙母体「未来の京都をつくる会」を軸に支持拡大に動き、中村氏は共産のほか京都総評や民主市政の会などの「いま正義を・京都市政を刷新する会」を中心に活動。岡田氏も経済界での人脈などを生かし、動きを強めている。
村山氏が市長選告示10日前の1月23日までに市議を辞職すれば、公選法に基づき市長選に併せて補欠選挙が行われるが、同氏は「立候補に伴う自動失職を選ぶ」としており、市議会左京区選挙区(定数9)は欠員1となる見通し。
「2極」とみられていた京都市長選は、新たに同市議の村山祥栄氏(29)が加わる公算が強まった。他陣営は選挙戦の関心が高まることを歓迎したり、静観の構えをみせるなど反応はさまざま。告示まであと約3週間に迫り、各陣営はそれぞれの思惑をからめながら前哨戦は次第に熱を帯びてきた。
「犬死にしてもやらなければ」
支持する経営者らがつくる任意団体「どうすんねん京都」の会合が同日夜、京都市のホテルで開かれた。村山氏は約200人を前に「(選挙の構図に)どうも納得いかず、犬死にしてもやらなければという気持ちを持ったこともあった」と述べ、背景に非共産相乗り VS 共産の「2極選挙」への不信があると言及。「皆さんの気持ちをしっかり受け止めたい」と意欲を示した。
村山氏の動きに対し、前教育長の門川大作氏(57)=自民、公明推薦=は「出たい人が出ればいいと思う。最初から選挙は厳しいものだと思っている」と話した。
弁護士の中村和雄氏(53)=共産推薦=の陣営は「同和問題という争点がはっきり出るから、選挙に対する関心も高まるだろう」と歓迎した。
また、洋傘製造卸会社相談役の岡田登史彦氏(61)は「市民にとっても選択肢が広がっていいと思う」と述べた。
29歳の若い市議が立候補する見通しとなり、京都市長選は2月3日の告示に向け、熱を帯びてきた。自民、民主、公明が並んで前教育長を擁立。「3党相乗り」の堅い態勢に、一時は盛り上がりに欠ける選挙になるとの見方もあった。前教育長の陣営は気を引き締め、一方、他の陣営は「有権者の関心が高まる」と新たなライバルの出現を歓迎した。
10日夜、京都市議の村山祥栄(しょうえい)氏(29)=無所属=の後援会員や企業経営者、自営業者ら約200人が京都市内のホテルに集まり、会を発足させた。名前は「どうすんねん京都」。
京都市長選は93年から4回続けて、市議会与党会派の相乗り候補と共産が推す候補が事実上対決する「非共産対共産」の選挙だった。会には、そんな構図に不満を持つ人らが参加した。
発起人の一人はその場で、「旧態依然の図式にがっかりした。投票率が低くなるのは、有権者の選択肢が少ないから。若いけれど、我々の思いを託したい」と、村山氏に立候補を促した。
村山氏は「(今の状況に)納得がいかない自分がいる」と応じた。
自民、公明、民主党京都府連が推す前教育長の門川大作氏(57)については昨年11月、民主党府連のパーティーで、福山哲郎会長が「門川さんに、前原(誠司党副代表)さんと私で内々に打診している」と公表。直後、門川氏は自民、公明に支援を求めた。それに応じる形で両党が相次いで擁立を決めた。
民主が独自候補擁立を打ち上げ、その候補の要請を受ける形で自公が相乗りする。首長選の「原則相乗り禁止」の民主の顔が立ち、自公にもメリットがあり、「京都方式」とも呼ばれた。
新たな候補の出現に門川氏の陣営には警戒感が漂った。10日、門川氏を支える連合京都の旗びらきであいさつした福山・民主党府連会長は「相乗りや市役所からの候補者だという批判は、門川氏本人には全く責任がない。見せかけに惑わされない選挙態勢を」と引き締めた。前原・民主党副代表は取材に、「これで混戦になると思う。気を引き締めて頑張っていきたい」と話した。
同市長選ではほかに、共産推薦で弁護士の中村和雄氏(53)と、洋傘製造卸会社相談役の岡田登史彦氏(61)が、いずれも無所属で立候補を表明している。
中村氏の陣営幹部は「いろんな人が立候補して議論することは良いこと。市のあり方を大いに議論し、投票率が上がるように頑張りたい」と歓迎。
岡田氏も「選択肢が多い方が有権者にプラスになる。投票率が上がれば私にとってもプラス」と話している。
2月3日告示の京都市長選で、同市議の村山祥栄氏(29)は10日、支持者から出馬要請を受け、「重く受け止め、前向きに考えたい」と、無所属で立候補する意向を明らかにした。
村山氏は会社員、衆院議員秘書を経て、現在、市議2期目。左京区選出。
同市長選には、自民、民主、公明が相乗りする前市教育長門川大作氏(57)と、共産推薦の弁護士中村和雄氏(53)、洋品製造卸会社相談役岡田登史彦氏(61)の3新人が立候補を予定している。
来月投票が行われる京都市長選挙で、京都の慣例ともいえる「相乗り候補vs共産推薦候補」の構図に一石を投じようと、新たに若手の市議が名乗りをあげました。
京都市会ただ一人の無所属議員として、市職員の不祥事問題の追及で実績をあげてきた村山祥栄氏(29)は11日、「一点の曇りもなく出馬を決意した」と話しました。京都市長選挙を巡っては、自民・公明・民主京都府連は前の教育長の門川大作氏(57)を「相乗り」で推す形に落ち着きました。他に立候補を表明しているのは、共産党推薦で弁護士の中村和雄氏(53)と、会社相談役の岡田登史彦氏(61)です。
今回も実質上「相乗り候補vs共産候補」という京都伝統の2極対決とみられていました。しかし、市民グループから度重なる出馬要請を受けた村山氏が、2極対決への批判や、不祥事が続いた市役所内から市長を誕生させることへの危機感を表明し、出馬への決意を固めました。現職市議が名乗りを上げたことで2極対決の構図は揺らぐのか?京都市長選挙は来月3日に告示です。
2月3日告示の京都市長選で、同市議の村山祥栄氏(29)=無所属=が10日、立候補する意向を固めた。近く正式表明する。支持者の企業経営者らが5日、市長選での擁立をめざす新団体を結成し、村山氏に立候補を要請していた。
村山氏は現在2期目。神奈川県知事に転じた松沢成文衆院議員(当時)の秘書などを経て、03年の市議選で初当選した。
同市長選では、自民、公明両党が推薦し、民主府連が推す前市教育長の門川大作(57)、共産推薦で弁護士の中村和雄(53)、洋傘製造卸会社相談役の岡田登史彦(61)の3氏が立候補を表明している。
来月17日に投開票される京都市長選挙に、左京区選出で無所属の村山祥栄市議(29歳)が出馬に前向きな姿勢を明らかにしました。
村山祥栄市議は2003年に初当選し、現在2期目です。先週末には、市内の若手経営者およそ80人からなる「京都を思ふ会」が京都市長選へ出馬するよう要請していましたが、さらに今夜、市内の経済関係者らおよそ80人からなる「どうすんねん京都」が、村山さんに市長選への出馬を求める要請書を手渡しました。
会の発起人の一人で「経済人クラブ」代表世話人の畑本久仁枝さんは、「市庁内部に精通し、かつしがらみのない村山市議が出馬することで『三極選挙』として市長選が盛り上がれば」と述べ、要請を受けた村山市議は、「まだ完全に気持ちが固まっていない」としながらも「前向きに検討したい」と語り、あす、正式に意思表明をすることを明らかにしました。
京都市長選には、自民・公明推薦で民主府連が推す京都市の前教育長門川大作さん(57歳)、共産党推薦で弁護士の中村和雄さん(53歳)、会社相談役の岡田登史彦さん(61歳)がいずれも無所属で立候補を表明しています。
2月3日告示、17日投開票の京都市長選に向け、市内の若手経営者らが5日、「京都市を想ふ会」を結成し、左京区選出の村山祥栄市議(29)=無所属=に立候補を要請した。
同会には20代から40代の経営者ら約80人が参加しており、「市民は二極対立ではなく、三極による選択肢のある選挙を望んでいる。非常事態にある京都市の新市長には無所属でしがらみのない人がふさわしい」として、同市議に立候補を求めることにしたという。
同日、代表の小川顕彰弁護士らが村山市議の事務所を訪れ、立候補要請書を手渡した。同市議は「会の考え方は筋が通っており、重く受け止める。近日中に返事をしたい」と述べた。
京都市長選をめぐり、市内の若手経営者らが5日、左京区選出の市議、村山祥栄氏(29)=無所属=の擁立をめざす「京都市を思ふ会」を結成した。メンバーらから立候補を促す文章を手渡された村山氏は「重く受け止め、近日中に返事をしたい」と述べた。
同会は、知人の企業経営者や医師ら20~40代の約80人で発足。市議会の自公民3会派がそろって前市教育長の門川大作氏を推す動きを批判し、「選択肢のある選挙」を求めている。会代表の小川顕彰弁護士はこの日の会見で、村山氏に擁立を求めた理由について「無所属議員でしがらみがないからだ」などと話した。
2月17日投開票の任期満了に伴う京都市長選で、若手経営者ら約80人で組織する「京都市を想ふ会」(代表・小川顕彰弁護士)が5日、京都市議会の村山祥栄市議(29)に市長選への出馬要請をした。村山市議は「重く受け止めたい」としながらも、出馬への明言は避けた。
同会は、飲食店経営者や建築関係者など20代後半~30代の無党派層を中心に同日発足。小川代表は要請理由について、「非共産対共産の『2極選挙』では、有権者として選択肢が少なくおもしろみにかける。市政の改善に情熱と行動力を持った村山市議が適材」と話した。
村山市議は専修大を卒業後、会社勤務を経て平成15年に同市議に初当選、現在2期目。出馬要請に対し、「後援会など相談したい人もいるし、心の整理も必要。10日後ぐらいまでには返事をしたい」と話した。
同市長選では前市教育長の門川大作氏(57)=自民、公明推薦=、弁護士の中村和雄氏(53)=共産推薦=、洋傘製造卸会社相談役の岡田登史彦氏(61)が出馬を表明している。
企業経営者ら約80人でつくる「京都市を想ふ会」は5日、市議村山勝栄氏(29)に対し、市長選に立候補するよう要請した。記者会見した同会は、自民、民主、公明の相乗り候補と共産推薦候補の対決が市長選の対決軸になるとして、「構図ありきで、選択肢がない。政策論争ができる村山氏に出馬してほしい」としている。村山氏は読売新聞の取材に対し、「近日中に返事したい」と話している。
京都市内の若手企業経営者らで作る「京都市を想ふ会」(代表・小川顕彰弁護士)は5日、村山祥栄・同市議(29)=無所属、左京区=に京都市長選(2月3日告示)への出馬を要請した。左京区の事務所で小川代表らから要請書を受け取った村山市議は「今、民意も(市長選の選択肢を増やす方向に)動いていると感じる。重く受けとめたい」と答え、「10日ほどで結論を出さねばと考えている」と話した。
同会は同日発足。メンバーは20代後半~40代の経営者や弁護士など約80人で、小川代表は「市長選が現状の(共産対非共産相乗りという)二極対決でいいのか、と思う有志が決起した」と発足の経緯を説明した。村山市議を「情熱と行動力を持って市政のために動いてきた人」と評したうえで、「首長は推薦母体とのしがらみを断ち切ってこそ議会と対等に渡り合える」と話し、無所属の村山市議の擁立で無党派層の取り込みを狙う意向を示した。【椋田佳代】
2月3日告示の京都市長選で、村山祥栄市議(29)を推す動きが表面化した背景には、自公民の相乗りと共産系を軸とした旧来型の構図に対する不満がある。市議会で唯一会派に属さない村山氏の判断次第では、選挙戦の様相が大きく変る可能性もある。
村山氏の擁立をめざす企業経営者や自営業者、弁護士た約100人は5日にも「京都市を想ふ会」を立ち上げ、立候補を要請する。同会の関係者は「選択肢が少ないのは問題と考えている市民は多い。しがらみのない議員活動をしてきた村山氏なら市政改革が期待できる」と話す。同会とは別に村山氏の立候補を模索する経営者らのグループもあり、10日に新たな組織を発足させる。
同市長選には、自民、公明推薦で前教育長の門川大作(57)、共産推薦で弁護士の中村和雄(53)、洋傘製造卸会社相談役の岡田忠彦(61)の3氏が、いずれも無所属で立候補を表明している。
2月3日告示の京都市長選で、同市議の村山祥栄氏(29)=無所属=が立候補を検討していることが4日、分かった。市内の経営者や弁護士らが近く擁立をめざす新団体を結成して立候補を促す。村山氏は同日、朝日新聞に対し「情勢を見極めている。要請があれば重く受け止めたい」と話した。
村山市議は無所属で現在2期目。神奈川県知事に転じた松沢成文衆院議員(当時)の秘書などを経て、03年の市議選で初当選した。
同市長選では、自民、公明両党が推す前市教育長の門川大作(57)、共産推薦で弁護士の中村和雄(53)、洋傘製造卸会社相談役の岡田忠彦(61)の3氏が立候補を表明している。
2月の京都市長選で5日、村山祥栄市議(29)=無所属、左京区=に対し、若手経営者ら約100人でつくる「京都市を想ふ会」(代表・小川顕彰弁護士)が出馬要請する。村山氏は昨年の市議選同区選挙区でトップ当選を果たしており、毎日新聞の取材に「1週間以内に結論を出したい」と回答。今後の態度表明が注目される。
同会は市内の30歳代経営者らが中心。市長選は「共産対非共産相乗り」の「二極」の様相が強く、選択肢を増やすため出馬要請するという。同会幹事で空間デザイナーの山上紘太朗さん(29)=西京区=は「村山さんが行動力を発揮してくれれば京都市が良くなると思う」と話した。
村山氏は「庁内一本化はあかんと思ってきた。どうすべきか悩んでいる。出馬は選択肢の一つで可能性はゼロではない」と話した。市長選には▽前市教育長、門川大作氏(57)=自民、公明推薦▽弁護士、中村和雄氏(53)=共産推薦▽会社相談役、岡田登史彦氏(61)が出馬表明している。【朝日弘行】