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2006年06月 アーカイブ

2006年06月01日

無所属議員地位確立す

去る5月30日、定例の5月議会が閉会しました。とても穏やかな議会でした。というより、それ程話題になるよな議案もない、そんな平和な?議会でした。そんな中、議論を呼んだのが、「無所属議員の議会内発言」についてでした。

かねてより、幾度と議長をはじめ関係理事各位に「無所属の発言を認めるように」との申し入れを行い、協議をしてきました。待てど暮らせどこの提案は受け入れられず、というより問題が先送りにされてきました。そこで、5月議会において、「会期中に最終的な結論を頂きたい」と議長に強靭に迫ったことで、この議論が一気に勃発したというところです。

ちなみに整理をしておきますと、私は、京都でたった一人の無所属です。その理由は、地方自治は政党政治をする場にあらず!無所属系の人間が、中央の政党にお伺いを立てずに独自の見解を地域の為にすべきだという持論をもっております。事実、京都以外で無所属会派のない議会は他にありません。

しかしながら、京都にはそんな認識はなく、無所属とは政党から公認をもらえなかった人間の行くところという大変消極的な無所属という認識しかありません。それは、私は違うと思う。上記の理由に加え、今の政党に理念を見ないし、共に歩みたいと思える政党は今のところ私にはありません。だからこそ、無所属なのです。

ただ、一点大きな弊害があります。「無所属だと仕事ができないんじゃないの?」といった問題です。当選当初は、随分他の議員からも言われました。「会派に入らないと質問もロクに出来ないんだから、早く入れ」と。でも、そのとき思いました。こうして無所属から仕事を奪い、京都に無所属が根付かなかったんだと。

それで諦めたら全て終わりです。出来ないからといって諦めるには早すぎる。出来ないとは誰が決めたのか?出来ないなら出来るようにすればいい。そんな思いで3年間経ちました。随分、辛い思いも腹ただしい思いもしました。悔しくて涙を呑んだことも数知れず。

石の上にも3年。過日のゴミ問題のように、他の会派が同調してくれ、進むべきこともありました。緻密な調査で風穴をあけることも出来ました。そういう意味では随分当初に比べ無所属でも仕事が出来る環境が整備されました。

しかし、最大のネックは、本会議で一般質問ができないという問題でした。議会での発言権が剥奪されていること。この権限を取り戻すこと、そしてゆるぎない無所属の地位を確立すること。これは当選当初からの課題でした。当選当初の活動報告を読んで頂ければ分かって頂けると思います。

そもそも、議員の発言権を認めないこと自体、極めて異常な事態なのです。政治にはいくつかのルール、つまり原則が存在します。それは、憲法の理念を十分に配慮されたもので、あまりに当たり前のことなので、法律としても定めていないルールです。

その中に、議員平等の原則(議員は権限、機会、自由、報酬その他全てにおいて等しく平等でなければならない)と発言自由の原則(市民によって選ばれた議員は議会において一定のルールの下、自由に発言することが出来る)というものがあり、これは当然のこととして定義され、それに則り、標準会議規則というものが存在します。

発言させないという事は、当然これらに反する行為であり、認めがたい事実なのです。再三に渡り、議会人にこれを説くことで一定の理解が得られたと思っております。

結局、今回の5月議会で、議長より「京都市政上認めてこなかった無所属の発言についてだが、9月ないし11月に村山君の議会での質問を行って頂くことに決した」との内諾を頂戴しました。正式には9月議会当初の議院運営委員会で決定いたしますが、事実上、出来ることとなりました。

随分かかりましたが、やっとその目標は達成することが出来ました。大変嬉しい思いと、やっと皆様とお約束した一つの課題が達成できたことをご報告申上げます。

2006年06月06日

2006年

12月

地元での市政報告会の一コマ。

11月

念願の本会議での一般質問。

10月

イタリア出張「フィレンチェ市副市長と」。

イタリア出張「トスカーナ州商工組合との会議」。

イタリア出張「デザイナー藤本ハルミさんとの一コマ」。

09月

違法駐輪の実態調査。全駅見て回りました。やっぱり早期整備が必要だ!

08月

恒例下鴨神社「矢取りの神事」にて。「さあ、どれが私でしょう?」私にも分かりません…。

毎年恒例某会でのお手伝い(毎年焼きソバ担当)。

07月

財政総務委員会視察 札幌市役所にて。

選挙向け写真撮影中。

カメラマン神崎順一さんとの一コマ。

その時に撮影した1枚。

活動報告会で喋る!

更に喋り捲る!

これが村山祥栄後援会事務所学生部のメンバーです。

06月

様々なところで皆様と意見交換。

色々と為になることが多いと感じますね。

こちらもそんな一幕。

05月

松沢神奈川県知事と。立命館大学にて。

うちの学生ボランティアも一緒に。

初めて葵祭りの行列に参加しました。

お役は「山城使い雑色」らしいです。

04月

学生の勉強会にゲスト呼ばれ突如参加。

話のテーマは「若者の政治参加について」。

03月

初公開 地元事務所の風景です(汚いな)。

結構事務作業もやってます。

放置自動車の現場写真。あちこち現場に出向いてパシャ!

02月

月例のイズミヤ前の街頭演説風景。

恒例モノもたまにはアップしないと…。

01月

何の写真か分かります?時間は00時00分。

元旦恒例 新春の挨拶 於下鴨神社です。

こちらも正月恒例 自転車に乗っての地元へのご挨拶。

この時期の丸一日自転車はホントこたえます。

2006年06月12日

財政総務委員会(第6回)-平成18年06月12日

委員長(柴田章喜)

ただ今から、財政総務委員会を開会致します。本日は、各局の理事者からの報告案件はございませんので、所管局に対する一般質問を行います。

それでは、質問のある方はただ今挙手いただき、あらかじめ局名と質問内容をお申出いただきますようお願い致します。

村山 祥栄

私の方は、総合企画局に対してホームページのウエブアクセシビリティについてと、総務局に対して広告料収入の問題について、2点お尋ねしたいと思います。

委員長(柴田章喜)

村山委員。

村山 祥栄

私の方は、京都市情報館について御質疑をさせていただきたいと思います。ここ数年、京都市情報館のホームページがかなり充実をして参りまして、結構他都市と比べてもかなりすばらしいホームページをお作りいただいていると思っております。

そこで、何点かお尋ねしたいんでございますけれども、一つは、2004年に高齢者・障害者等配慮設計指針という JIS の指針が出されたと思うんですが、それに伴いまして、ウエブアクセシビリティを、ウエブの使いやすさとか利便性をどうしていくのかということが一つ大きなテーマになってきていると思うんですが、このウエブアクセシビリティについて、京都市情報館は具体的にどういった取組をされているのか、また、これに関してどういう御認識をしていらっしゃるのか、まずお尋ねしたいと思います。

市長公室長(塚本稔)

ホームページのウエブアクセシビリティ、だれもが年齢や障害に関係なくホームページにアクセスできると、こういうことにつきましては、京都市のホームページの大きな方針として、一昨年の7月、そして昨年の2月にホームページを充実致しまして、音声の読上げであるとか、文字の拡大、そしてまた配色の、色ですね、色の変更サービスというのを実施しております。

村山 祥栄

ありがとうございます。

音声の読上げに関しては、非常に大切なことだと思います。特に視覚障害者は音声の読上げソフトしかございませんので。

私も今日、総務省のページとか京都市のページで、音声で読上げソフトをちょっと見ながら、ああ、なるほど、こうして読上げをしているんだということを見ていたんでございますけれども、私自身が今回問題だと思っておりますのは、これを、京都市だけの問題ではないんですが、これから各自治体が取り組んでいかなければいけない問題の一つとして、PDF ファイルをどう取り扱っていくのかと。

逆に言いますと、PDF ファイルとか画像というのは、音声システムに対応できないソフトでございますので、具体的に視覚障害者の方が読上げをしたいなと思っても、読上げができない状況にあるのが現実だと思っております。

この件につきましては、総務省の情報通信政策局ともお話をさせていただいたんですけれども、総務省としても何とかこれをやっていきたいという思いはお持ちだけれども、なかなか各自治体が取組が進んでいないのが正直現実ですと。

また、作る方にとって、非常にPDF というのは便利なものでございますから、どうしてもそちらの方に傾斜してしまっている傾向があるんじゃなかろうかという風におっしゃっていました。

ただ、聞いていますと、今、みんなの公共サイト運用モデルということで、地方自治体の職員向けに、総務省なんかもこれをどんどんやっていきましょうということで、研修なんかも随分やっておられるようでございます。

そういったものを使いまして、今後こういったPDF からテキストファイルに各局の情報を移行させていくというお考えというのはないんでしょうか、あるんでしょうか。その辺を含めてちょっと御見解をお伺いしたいと思います。

市長公室長(塚本稔)

先生のPDF ファイルの件でございますが、インターネットのホームページというのは一番の特性は、大量の情報を、24時間最新の情報を発信するということにあるかと思います。ただ、その点、職員がホームページの更新とか新規のホームページを作成するに当たって、PDF というのは非常に簡単、迅速にできるという特性を持っております。

ただ、一方で、先生御指摘のように、音声の読上げソフトにうまく対応できないというそういう面もありますので、先ほど申しましたように、一方で、大量の情報を迅速かつ最新の情報を発信するという側面と、もう一つは、年齢に関係なく、障害の有無に関係なく、だれでもホームページにアクセスできるというそのアクセシビリティ、その両方の側面をいかに調和してやっていくかと、これが大きな課題かと思っております。

村山 祥栄

ありがとうございます。

多分そのとおりだと思います。実際使い勝手が非常にいいですし、変換がすごく楽なので、ボタン一つでPDF に出来ちゃうというメリットはやっぱり非常に大きいと思います。ただ、色々聞いていますと、慣れてくると、ほんの数分でこのPDF じゃなくて普通のテキストに変換する方法が出来ていますということで、慣れるまで少しお勉強をしていただかなくてはいけないんですけども、ある程度慣れてくると、かなり迅速にその辺の作業も進むようになってきていると伺っております。

実際その視覚障害者だけじゃなくて、かなり古いパソコンをお使いの方であるとか、いまだに、私もこうしてつないでいるときはいいんですけども、外に持ち出したりすると、いわゆる携帯用モデムなんかを使いますと、やっぱり非常に速度も遅うございまして、そういったものではやっぱりPDF を見ようと思っても、めちゃくちゃ時間が掛かってしまうと。

実際いかに迅速にファイルを開けるかどうかというのが、やはり見る側にとっては大変重要なかぎになってきますが、あまりちんたらしていますと、面倒くさいから閉じてしまうというようなことが多々あろうかと思いますので、できれば、今すぐにというわけにはいきませんけども、少しずつ、京都市情報館が中心になって、皆さんが始めていただければ、少しずつ各局にもそういった流れも広がってくるでしょうし、皆様の方から始めていただかないと、いつまでたっても折角音声読上げソフトまで入れていただいているのに、有効に活用できないままということになりかねないので、是非ともこれについては御検討いただいて、できれば早く御対処をいただきたいなという風に思っております。

市長公室長(塚本稔)

ホームページの作成につきましては、職員に対する研修の充実、それから簡単にホームページが作成できるようなそういうシステムの導入についても今後検討して、PDF という利点と欠点、両方兼ね備えておりますので、PDF に変わってHTML 化ということでファイルを作っていくということについても検討して参りたい、こう思っております。

村山 祥栄

是非よろしく御検討お願い申し上げます。

それと、もう 1点、話は変わるんですけど、ウエブページ、要は、ホームページにバナー広告を、昨年から取組を始めていただいていると思うんですが、現在のところ、バナー広告の収入というのはどれぐらいになるんでしょうか。

市長公室長(塚本稔)

ホームページのバナー広告の収入でございますが、平成18年度につきましては約550万円の収入を上げております。

村山 祥栄

ありがとうございます。

この前、非常に何か厳しいようなことを京都新聞かどこかが書いていましたけども、550万、新たに収入が生まれたということは非常に喜ばしいことだと思っています。

このホームページのバナー広告についても、一つ御提言と言いますか、御提案致したいのは、実は、横浜市が非常にうまいこと広告収入を取っていく作業を今やっておりまして、特定の部署が一手に広告を引き受けるということをやっているんですけども、横浜市のホームページを見ますと、今、京都市は一つの入札でまとめてバナーを広告代理店にお売りされていると思うんですけども、横浜市のホームページは、各ページごとに、トップバナーは7万円です、12枠あります、先着順です、募集要項はこちらを御覧くださいという具合いに、ホームページの中で具体的に広告の募集を結構熱心にされています。

大体向こうでいきますと、今3,000万、18年度予算で予算計上されているんですけども、結構な収入になりつつあるのかなと。

具体的には、今現在京都市はトップページだけ広告を付けていらっしゃると思うんですけども、できれば各項目ごとに、ページをめくっていけばそれぞれ広告が入っているような形にすると非常にいいのではないかなということで、私、この前から思っていたんですけども、実は横浜市を見ていますと、既にやっておりまして、例えばホームページの頭の、皆さんが引っ越しますとか引っ越してきましたとかというのを調べたいときに見ますと、そこには不動産屋さんのページですとか、お寺のページですとか、新しいマンションの売出しとか、いろんな形で広告をされています。

これを見ていますと、例えば、横浜ですから都筑区のトップページ、中区のトップページとか各区役所ごとのページにも、それぞれ地域のお店がバナーをはられていたり、ごみの資源の分け方、出し方とか、粗大ごみのページに行くと、そういうたぐいのページに関連する業者さんが広告を出されていたりとか、こういう形にすると、かなりニーズも細分化されていきますから、非常に広告主としても出しやすい形になっていくんではなかろうかなという風に思うわけでございますけれども、こういったホームページを使って直接的に訴求をさせていくということと、もうちょっと細かく広告を落とし込んでいくことはできないのかなと思うわけでございますが、その辺のお考えはいかがでございましょうか。御所見を伺いたいと思います。

市長公室長(塚本稔)

ホームページのバナー広告でございますが、現在10社ほど広告が入っておりまして、非常に好評でございます。

委員御指摘のトップページだけじゃなくてそれぞれのページでもということでございますが、先週、交通局の方が、交通局のホームページでも広告をやっていきたいということをアクションプログラムで発表しておりますが、今後はトップページだけじゃなくて、それぞれのページの特性に合わせた広告も取れるように、ただ、飽くまで民間企業ではなくて、京都市という地方公共団体のホームページですので、その辺りも十分配慮しながら進めていきたいと考えております。

村山 祥栄

是非よろしくお願いしたいと思います。

私の方からは以上にしておきます。

2006年06月19日

財政総務委員会(第7回)-平成18年06月19日

委員長(柴田章喜)

村山委員。

村山 祥栄

この削減努力反映制度なんですけど、非常によく出来たすばらしい制度だなと思っております。私も前から予算要望で、予算の使い残しと言うか、使い切るという発想から脱却をしていただいて、是非ともこういった形で一生懸命コストを減らす努力をしていただきたいということを常々お願いをしていたので、非常にいいものが出来たなと思うわけでございますけれども、幾つかちょっと教えていただきたいことがございます。

一つは、このお話でいきますと、例えば1,000万の削減ができたら、500万は翌年加算をいただけるということだと思うんですけれども、いったん減らすことができますと、そのグロス全体でいきますと、次年度も減るという前提で予算が編成されるということになるんですか。うまく言えないんですけれども、意味分かるかな。

財務部長(西出義幸)

これ、局枠が前年と同じ額であれば、その額だけ枠が増えるということになるんですけども、先ほどの健全化プランでございましたように、局配分枠というのは、毎年重点化枠を生み出すために40億カットされて参りますので、局枠全体としては大体600億がございますけども、そこから40億減る。そこに2億つぎ足してこの節減努力分を戻すと、結果的にはそういう形になります。

元々であれば、財源枠が前年と同じ額局枠が確保できているということであれば、2億分が枠を増えているということになるんですけども、局枠全体がどうしても重点化枠の財源をねん出するために40億削減するという形になってございますので、その40億削減するところが2億戻るという、そういう形に結果的にはなってございます。

村山 祥栄

もう一つよう分からへん。

例えば、1,000万、一つの事業をするのに掛かるとするじゃないですか。すごい頑張ったら、今年は500万でできるかもしれない、1,000万のところが。そうすると、500万カットできますよね。

そうすると、250万また新たにもらえるけれども、この事業が本来1,000万掛かるところが500万でできてしまうと、来年はこの事業そのものには500万の予算しか付かないということでいいんですね。

財務部長(西出義幸)

その予算については500万で予算を組んでいただきます。ただ、その残った500万については、これは局枠の中の話でございますので、本来言えば、別の事業に充てることができる、あるいはカットのための財源に充てることができるということでございます。

従来はそれまでだったんですけれども、この250万を今度は枠として積めるわけですので、その250万でまた別の事業を起こしていただくとか、単年度的にやっていただくということになるわけでございます。

村山 祥栄

成る程。

そしたら、例えば今度、工事関係でいきますと、かなり毎年建設局なんかは努力をして、工事手法とかを色々変えたり、あの手この手で工事費の削減に努力をされていて、かなりのグロスが圧縮されてきていると思うんですけども、例えばそういった圧縮は、これでいきますと対象になるんでしょうか。

なるとしたら、例えばグロス的にかなり大きなものなので、橋りょう工事とかああいうのは一つ削減すると億単位で下手に変わってきたりすることがあるので、そうなった場合はどういう扱いになるんでしょうか。

財務部長(西出義幸)

これは飽くまで局裁量枠での話でございますので、大きな事業というのは大概その政策重点化枠になっているケースが多くあるかと思いますので、義務費等枠で確保している分については、これは対象外でございますので、特にハードの関係で言いますと、やはり義務費等枠あるいは政策重点化枠が大部分を占めるということになって参ると思いますので、ほとんど対象になるケースの方が少ないと思います。

村山 祥栄

じゃ、歳入も考えていくということなんですね。分かりました。

後、もう1点だけ。2億円の上限なんですが、これ、仮にそれ以上の金額がどんどん縮減ができて、難しいとは思うんですけど、いきなりですから。できてきたら、それはまたある程度上積みしていかないと、今度バランスが取れなくなってくると思うんですけど、その辺はいかがでしょう。

財務部長(西出義幸)

試行とさせていただいているのは一つそういう点もあるわけでございますけども、その中でやはり熟度の高い所から2億円という形で本年度については額を抑えさせていただきたいという風に思っております。

この分については、やはりこの2億円の財源が何かと言うと、結局この財源がないわけでございますので、特別の財源対策の方に頼らざるを得ないということもございますので、そういった観点から、一定の上限の枠を設けているというところでございます。

他都市の例等を見ていますと、やはり何となしにこの額でほぼおさまるのではないかという風には考えているところでございます。

村山 祥栄

最後にもう1点だけ聞かせてください。スケジュールなんですけれども、7月下旬に申出をするということになっているんですけれども、これはある程度7月下旬までに出さないかんというたぐいのものになるんですか。

となってくると、例えば通年で事業をやっていらっしゃるので、やっていく中で、ここですごい発見があって、ここ、削減できるのと違うかという話が、多分やっていく随所随所で出てくると思うんですね。そういった場合は、今のところ、これじゃ組み込まれないということになってしまうんですね。

財務部長(西出義幸)

右側にございますように、9月の中旬の枠配分に加算をしようとしますと、この7月の段階で数字を押さえないとできないということでございます。

ただ、各局の事業で言いますと、おそらく1月段階でほぼ予算が固まって、議会の御審議を経て4月から年度が始まるわけでございますけども、執行ということで言いますと、その年度当初の段階でほとんどの事業については計画は立てられているという風に思いますので、走りながら考えているという部分について言えば、新たに事業化したような、いわゆる新規事業的なもの以外は、おそらく通年で常に検討しているということだと思いますので、今年度は年度途中の発足になりましたので、この時期にお願いをして7月末ということになりますけども、来年度で言いますと、その1月の予算編成段階以降、極端な話をしますと、こういう検討が始められるということでございますので、枠に配分する以上、やはり7月末というのは設けざるを得ない限界の期限でございます。

村山 祥栄

よく分かりました。

非常に画期的なすばらしい制度が導入されたと思いますので、今年は試行ということもございますし、色々と正におっしゃるように、走りながら考えていただきたいと思うんですけれども、やっぱり削減努力をする側が非常に使い勝手のいい、安心しながらどんどん頑張れるよねというような制度でなくてはならないと思いますので、その辺をまた今後も色々とご検討いただきながらブラッシュアップしていただいて、すばらしい制度にしていただきたいということを申し上げて終わりたいと思います。

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